うちの大学は狭い。どのくらい狭いかというと、4月の新学期には(※ 学期初め とテスト期間だけ出没する幽霊学生が非常に多い。こんな『4大卒』に支えられ ているのだから日本は……)、大学の生協食堂が東海道線川崎 - 品川間の日本一 のラッシュとさほど変わらない状態になるくらいである。嘘つくなって? はい嘘です、そんな状態で食事したら戻してしまいます(笑)。 まあでも狭いというのは本当で、私の出身大学(元ゴルフ場にある。 未開拓の林が多くて、狸が出たり死体が出たりする(まぢ))と学生数がさほど 変わらなくて、面積が1/4くらいなんだから。さらにうちの学科は文部省の 基準スペースの半分しかないんだから、一体何に金遣ってんだよ! ってここでは 身内の恥を晒すとか内部告発が目的ではなかったでした(笑)。
うちの研究室も、大体8m x 6mくらい(大体30畳くらいか?)のスペースに、3年生 ゼミの時は15人とかがぎっしり入り、その外側でシーズンになると4年生がワー クステーションで仕事をしているという状況なわけです。酸素が足りない。それ はなんとかなるとしても、計算機なぞのスペースはなるたけ削りたいわけですね。 幸いUNIX + Xという環境なので、ぱそこんとは違って「これ俺の端末」という ことはないんですけども。さらに本体は床置き。よく本体の上にディスプレイ を置く人がいるけど、それって健康に非常に悪くて、電磁波より怖いからね。 ディスプレイを見る目線は必ず下向きになるようにしませう。
となると机の上はマウスとキーボード、ディスプレイだけという状態になる。 これ以上スペースを減らせないかと目を向けると、キーボードはまず 『Happy Hacking Keyboard』なんてのがありますね。これもいずれ導入したら ここでレポートしようっと。プロが『お仕事』にコンピュータを使っていてまず 使わない、ファンクションキー・テンキー・カーソルキーなどが削除されている わけ。
それはいいとしてふとディスプレイの裏側に目を向けると、なんか B4サイズの本が一冊、広げておけるくらいのスペースがむざむざ画面の後ろに 隠れているではありませんか。
ラップトップはその点、見ての通りの省スペース。キーボードと画面はすぐ隣ど おしになっているし、画面の後ろに余計な『後頭部』もない(笑)。 ならば全部机置き、ラップトップにしてしまえば良いかというと、そんなんぢゃ 仕事はできない。FreeBSDのサーバ・Xクライアントなどが多数必要なので (後者はラップトップでも何とかなる)、計算能力はPentium Pro 200Mくらい 欲しい(事実使ってると快適)。
大体ラップトップって画面が狭いでしょー、800 x 600ドットが普通で、それだ と14ドットのフォントでもターミナルが30行くらいしかとれないわけ (とかいいつつ640 x 480のLibrettoで 今この駄文を書いている(笑)←要は慣れだね)。 やっぱりワークステーションのコンソールとしては1280 x 1024くらい欲しい。
で液晶ディスプレイで探すと……あった。
所期の目的のディスプレイは、飯山電器他何社かで出しておりました。 ただしここと日立(だっけなあ? どっちみちどっちかがどっちかのOEMです) は、反応時間がえらく速い(つまりマウスカーソルなどが速く動いても消えない) スペックだったので、ここにしたわけです。
値段はどこも同じようなもので、20万円台後半。あまり値段のことはここでは 言いたくないけど、これぢゃ個人で買えないね。 もっとも、640 x 480とかの液晶ディスプレイがものすごく高かったのに、 パチンコ台に使われるに至って(こっちにも 書いた)値段が下がり、次は800 x 600が高嶺の花だったのが最近では ラップトップに搭載され捲くって値段が下がってきたのを考えると、 来年の今ごろは10万円とかになっているかもしれないぞ。
液晶ディスプレイって細かい四角形が並んだ素子なわけでしょ、 ひとえにこういうものの値段というのは、工場でたくさんの四角形を作った時、 何個不良品があるかによるわけです。まあラップトップなんかで2個くらい 『どうしても反応しないドット』がありますが、2個以下とかは許容範囲内で 出荷しちゃうわけね。ところがドット数が増えると、その数の指数関数的に 正常であるディスプレイの数が減ってくる。これが値段が高い原因なわけです。 しかしみんなで買うと生産工程もしっかりしなきゃいけなくなってくるし、 一個当たりの製造コストも下がってくる。だからみんなで液晶ディスプレイを 買いましょう(笑)。うちの研究室は(値段が高いこともあって)3年計画で ひそかに全部のCRT(ブラウン管のやつ)を捨ててしまう陰謀を練っています。
画質は……これはもう文句ないです。ただ、 たまにCRTディスプレイで写真を見たりすると、「お、奇麗」 と思うことがあるので、やっぱりのっぺりしているのかもしれないね。 お仕事でえっち写真みるこたないけどさ(笑)、画質評価とかする人は要注意 です。
んでスペース。机ってこんなに広かったんだと思う(爆笑)くらいスペースが できます。発熱も少ないし、目にも優しい(ような気がする)。 ただ値段が高いもので(しつこい)、バックライトを消して 少しでも寿命を延ばそうと気を遣わなければならないところがねえ。
ちなみにですねー、ここで「高い、高い」を連呼しているのは、あくまで 高解像度の話であって、ふつーの人がふつーに机の上に置いて使う『ぱそこん』 用としては、800 x 600くらいのが結構安価に出ています。 特におすすめは、BUFFARO (メモリボードとかのメーカーね)の コンポーネントパソコン。これPC互換機としてはすげーコンパクトに まとまる。と思って店頭でみたら、なんのことはないラップトップを バラしただけぢゃないか(笑)。まあでもラップトップよりは激安です。 一番安いので、 本体だけで6万くらい? と、ディスプレイが6万くらい。セットだと 「をー安い」と思うが、値段の半分がディスプレイと思うとやっぱり液晶は 高い、高い(笑)。
さて話を高解像度のに戻します。
CRTとの互換性ってのは 結構シビアかも知れない。なにしろ、ブラウン管ってのは電子銃から 撃った紐みたいな電子線をくにゃくにゃ曲げて映像を作るわけでそ、まあ 回路とか蛍光体とかがついてくる限りは、映像周波数とかもわがままが効くわけ です。ところが液晶ときたら、四角形が点滅しなければならないわけで、 早い話が映像を作り出す速度が液晶の応答時間に合ってないといけないだろうし、 『周波数を変えてドットの数(1ドットあたりの物理的大きさ)を変える』 というわけにはいかないわけです。 いや、いけないだろうと思った。私に商品スペックを説明してくれた 生協のにーちゃんもそう言った。
ところが(笑)。買ってきて接続してみると、これがスキャンコンバータ みたいなのを内蔵しているのです。つまり物理的なドット数が1280 x 1024で あっても、640 x 480とか800 x 600の映像を適当に(フラクショナルに)延ばして 表示してくれるわけ。なるほどマッキン(※ なんでもユーザはイラストレータとか を名乗る人物とかが多いにもかかわらず、ドット数の概念すら分からない人が 多いらしい(爆笑)。いやそういう概念は教えようとしないらしい)みたいに、 変態なドット数のコンピュータでも接続できるわけです。 当然、普通のディスプレイみたいにつまみ(はないけど)で上下左右に 振ったり、画面が大き過ぎて上下が切れる時は縮めたり、これはもう普通のCRT ディスプレイと全然変わらないです。映像周波数範囲はやっぱり普通のCRTより 狭いけど、それでも大抵のビデオボードでは何とかなる組み合わせが用意されて いる。
もちろん、↑のようにすると液晶の1ドット = 論理的(???)な1ドットに ならない(こともある)わけで、1ドット = 1ドットにして奇麗に映像が 見えるようなモードも用意されてます。
減点1/2の理由はやっぱり発色ですね。こればっかりはナナオ/EIZOどころか、 全然普通のCRTにかなわない。これは将来的になんとかなる問題なんでしょうか。 あと値段は下がってくるだろうということで(ここでは)あまりマイナス要因 とはしません。まあ場所をかせごうと思うと、それだけお金はかかるよ、という しごく当たり前な、不動産な話でした。
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