私はまっきんが嫌いだ(った)

個人的な生い立ち(うそ)になるが、1985年頃、バイト先で触ったMacintosh (512K まっきんに漢字ROMを搭載したもの。最近思い出したが、DynaMacという 製品だった)は憧れだった。

もちろん、アラン・ケイのDynabookを具現化した(のは、同Apple社のLisaの 方が先だったが、そっちは触ったことがない)先進的なGUIでありながら、 まあ中身は単なるMS-DOSでしたね(設計が)。MS-DOSというのがUNIX系を 目指しつつもビンボな作りになっていたのに対して、MacOSというのは 何かを手本にした、というのがない。だからこそ当時は凄かったのだが。

その後Plus、SEと進化したまではよかった(このあたりを元祖まっきんと よぼう)。だがMacIIになって様相は変わる。 周囲のコンピュータが日々進化し続けるのに対して、Appleのコンピュータは 進化を停止した。 この辺については、 よく表現されているページがあるのでそちらを見てもらいたい。

まあともかくジョブスが戻ってきたからには、やっぱりdifferent (R) (笑)な 会社になるであろう(もう遅いかなー)Appleではありましょうが、ここにきて 私の(元祖まっきん、NeXTに続く)物欲、というより計算機的ドリームっすな (別にどっちも所有していたわけではなし)、そういったものを刺激する製品を 出してきた。

iMacである。

ぢつは発表の5月から、米国発売の8月15日まで、私は「ああ、またどーせApple の発表だぜ」という対狼少年のキブンで、全然目もくれてもいなかった。 ところが出てきた写真を見て一瞬でぱっと思った。これはジョブスの作品だ。 なおかつ性能的にも凄い(のか? 少なくともそう思わせる)のに安い、というのは、 NeXTでレーザプリンタエンジンをキヤ○ンから600ドルで買い叩き付属させ、 安物のハードで DSPを活用してマンデルブロ集合計算デモやウィンドウをドラッグしてもぐりぐり動 く仕様を実現させたdifferentなthinkのジョブスその人のマシンである。まさに。

この項の結論。初代『真の』まっきんとは、Mac128K〜Plusくらいまでである。 2代目とは、NeXTである。iMacは3代目『真の』まっきんなのである。