「ぶちょー、メール出しましたか?」「大丈夫だよ、郵便で送っといた」


ディジタルセルラカード
0???

と思ったけど、どうも
NTT DoCoMoのセルラカードは
結構使えているらしい???
(詳細待て!!)


セルラーってのはNokiaかなんかの登録商標だった気がするのだが。 ディジタル携帯電話には変な端子が出ています。普通の人は充電とかに使います が、変な人たちはここにぶすっとモデムケーブルをつないで9600bpsでネットに 接続したりします。

あ、ええと突然モバイルしてみることにしました。いや、前から 『みなし音声』はやってみてたんですね。 みなし音声ってのは、モデムからイヤホンジャックへの接続をして、音声として データをわざわざ送るのである。つまり

こっちのコンピュータ→RS-232C→こっちのモデム→イヤホンケーブル→
                    ddddddddddd              aaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

------------→端末機---------------→空中線--→基地局--→NTT電話線→
aaaaaaaaaaaaaa dddd aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa dddd aaaa ddddddd aa

→プロバイダのモデム→ホスト側の232C(?)……
aa                  ddddddddddddddddddd……

(aaa = アナログ、ddd = ディジタル)
ってな不条理な過程をたどるわけである(笑)。

何で、ディジタル携帯電話もPHSも、みなし音声による通信が失敗(それもぴくり ともしなかった)したのかはここでは割愛しますね。割愛っていうか私がよくわ かってない。たぶんモデムカードと電話機の接続ケーブルか、モデムがそれ向き でなかったんだと思いますが。

最近出張が多いのですが、その度に『灰色の公衆 電話』を探すわけですね。これはこれで楽しい(ちょっと周囲の目が痛いか な - 最近そうでもない)。 でもさ、会議中^H^H^Hいつでもどこでもメールは読みたいしー、 地震も近いしー(おいおい地震が来たら基地局とネットが先に駄目にな るやんけ(笑))。

それでごく最近、 ふらっと寄ったパソコン屋で「ディジタルセルラカードあります?」と きいてみたら「あれねー、儲からないつって(モデム)メーカーが製造ほとんど やめちゃったんだよねー」がーん。然り。PIAFS全盛、そうでなきゃみなし音声 とそんなに性能が違わない(※ オートダイヤルできるってだけでも相当楽なんだ けどねえ)ディジタルセルラカードが売れるわけがない(泣)。

それでも私のLibrettoで稼働している FreeBSD + PAOで使える ディジタルセルラカードを探すと……ありました、ありまし た(SUNTAC製DS96CFE)。早速メモして大きめのパソコンショップ(横浜の Sofmapギガストア←高いとかいいつつ結構利用している)へ。


なんやこれ……

えー、でFreeBSD + PAOの常として、買ってきたカードの周りのものは捨てて (いやとっとくけどさ)しまいます(笑)。マニュアル……は後で読まなあかんなあ (後述)、ドライバディスク(大抵はWindoze用)、保証書……は捨てないで取って おこう、そしてなんで『クレジットカード』にこんな箱が? というでかい箱(笑)。

つまりですねー、FreeBSDでは大抵のPCMCIAカードは『挿せば使える』状態に なっていて(PAO開発チームの方々のご尽力)、付属品はいらないのでした。

挿す。使える。pppの設定を追加する。電話を掛ける。接続される。 pingを打つ。半分ぐらい落ちる(れれ?)。popでメールを読み出す。えらく 遅い……。

ええい、やめ!!(笑) こんなのを日常的にやっていたら、 電話代で破産してしまいます。というわけでこの後 PIAFSに走ってしまったのでした。ちなみにテストは(電話代が恐いので) まだ執筆時点で述べ20分くらいしかやってませんが、『アンテナマーク2〜3本』 で1Kbps程度しか出ていないようでした。 ディジタルセルラとはいっても、基本的にアナログモデムプラスアルファだもんね ……(確かTDKのカードモデムなんかは別売ケーブルでセルラの端子に対応 してたと思う)。後日、携帯用PCカード入れにモデムカードが3枚 (通常回線用、ディジタルセルラ用、PIAFS用)入っているのをみて、 「どーして規格ってこうなんだろう」とため息が出てしまいました。

といってもやり方が悪いという心当たりがなきにしもあらず。例えばモデムが 高速でつながらないくらい電波状況が悪いときは、低速でつないだ方がスピード は稼げるとかね。

ちなみにここまでかかったお金はディジタルセルラカードの約28,000円のみ でした。PIAFSの方はというと、 いろいろ(って電話機とカードか)揃えるのが面倒な気が しましたが、28,000円はかからなかったです。


なんやこれPartII (要はアナログなのか?)

モデムカードDS96CFEのチューニングをしてみました。いやね、気付くのが遅かっ たんですが、ディジタル……ということはディジタルでデータが送られるのかと 思ったら そうではない(結論参照)。なぜなら、モデムに 『エラー訂正』『MNP』などお馴染のパラメータがある(爆笑)。

結局上記の『アナログ→ディジタル→アナログ→……』の構図は、ディジタルセ ルラカードを使う限りほとんど(いや、全く)変わらないのでした。

というわけでこの項はある程度、アナログモデムで自分で考えてATコマンドを発 行したことのある人向けです。Windows95なんかでモデムを選ぶと(いや、それど ころかつなぐだけで適当なモデムを選んでくれて)適当なATコマンドを打ってく れたりする時代になってから通信始めた人はおよびぢゃないので次行ってくださ い。

まずpingでアクセスポイント近くにあるホストへのパケットが帰ってくるまでの 時間が気になりました。有線で1秒程度、PIAFSでも 数秒だったのですが、なななんと『44000msec』←つまり44秒のディレイ とか 表示されるのです。さすが電波だと伝わるのに時間がかか……るわけなくって (笑)、これってエラーが起きまくってIP層で再送がおこりまくっているためなの でしょう。こういう場合は、IP層のエラー訂正に任せて、それ以下の層のエラー 訂正は切ってしまうのも一つの手です。んでMNP(クラス10)やV. 42。 切っても入れてもあまり変わりません。というか、入れた方がちょっと良くなり ます。これは移動通信用ということで、当然入れた方がよいので しょう。あとデータ圧縮は入れると弱くなるのかなあと思って切ってみましたが、 これも入れた方が速くなるだけ。結局

ってなことになるのでしょうか。

いや〜、田舎でもある程度使えるのが音声のディジタル携帯電話の強み (IDOは僻地(笑)ではNTTドコモのアンテナを使ってローミングしている) だと思っていたのですが、アンテナ1本というリゾート地でメール読み書きしよ うと思ったら10分掛かって一通ですよ一通。2KB/600秒 =17bpsですかい。 音響カプラの方がまだスピード出たね(笑)。 ま少なくとも9600bpsには程遠いですわな。


結論

えーとですね、これは使い物になりません。

ディジタル携帯電話というからにはディジタルで送るのかというとそうはいきま せん。基地局以降、NTTの回線を使う部分では少なくともアナログに戻さなきゃ いけない。その辺をうまく(全部ディジタルで)やっているのがPIAFSなんですが。 おまけにディジタル携帯電話の圧縮ってすごいわけよ。音声以外のものを通そう と思ったら(音楽でも雑音でもモデムの信号でも)劣化はひどいわけ。

そんなものでモバイルしようと思った私が馬鹿でした。タイトルに挙げた CM(新幹線の中から部長のフォローのメールを部下が送る)の部下はきっと、 クビになっているでしょう(笑)。 ま、新幹線の中からも ちょっとやってみて1通くらいは出せましたが、あまり日常やろうという気 にはなりませんねえ(そんなもののために常時セルラーカード持ち歩くのもア ホらしいし)。


と思ったけれど……?

と思ったのだけど、どうもbsd-nomads MLで話題にしてみたら NTT DoCoMoのディジタル携帯電話 + DoCoMo製セルラカードの組み合わせで使っ ている人は、ほとんど9600bps出る速度で使えているらしいです。 悪いのは電話機なのか、IDOが通信会社だからなのか、はたまたDS96CFEというカー ドのせいなのか、ちょっと調べてみたいと思います。 詳細待て!! (この項97年9月現在)


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