Wow:gc:2010-5

出典: Tariki

目次

2010年5月のジオキャッシング

SA解除・ジオキャッシング10周年

この5月1日 20:00EDT (日本時間5月2日 9:00) をもって、GPSのC/AコードのSA解除から10周年になる。それ以前はアメリカ政府が意図的な誤差を挿入しており民生用GPSの精度が数十mであったことから、いわば民生用GPSがはじめて『道のどっち側にいるかわかる精度』になって10周年、と言い換えてもよいだろう。

これを遊びに応用しようとして翌5月2日にGeocachingがはじまったということになっているから、ジオキャッシングも10周年を迎えることになる。GPSまにあ歴15年の私としては、これを記念しないわけにいくだろうか (二重否定)。いや、ない (反語)。

そこで3つのキャッシュを企画した。また、10周年イベントにも参加した。

GPS SA解除10周年記念キャッシュ

緯度・経度が面白い点。
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緯度・経度が面白い点。
鉄骨萌え。
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鉄骨萌え。

GPSのありがたみということで、緯度・経度が面白い点に置こうと思った。緯度・経度が整数になる点を便宜上『格子点』とよぶが、この半分の0.5度刻みの点が横浜市内にもある。前々から狙っていた、横浜の『半格子点』N35.5 E139.5にキャッシュを置く計画である。

ほんとうは格子点に置きたいのだが、N35 E139は伊豆、その上のN36は埼玉、右のE140は千葉(沖)、右上のN36 E140は筑波であるから、そもそも神奈川にはひとつも格子点がないということになる。なんと10度格子点 N40 E140がある我が郷里の秋田とは大違いである。

このポイントは、私の家からそう遠くない。遠くないといっても電車とバスで1時間の距離ではあるが、格子点は(緯度で)100海里、180kmにひとつしかない。その半分の格子でも90kmにひとつだから、それが自宅から10km程度にあるというのは恵まれている方だろう (どこが)。

実は近所の菊名池(これは私がキャッシュを最初においた場所である)付近に、度・分表示だとまあまあ切りの良いN35 30.000 E139 38.000という点があるのだが、これはキャッシュには活かさなかった。そのとき地図を水平に8分ほど西に見て気づいたのが、件の『半格子点』である。

ここは次の千年神社と同日に訪れ、Google street viewで下見してあったのでいきなりここぞと思うところに置いた。そういえば横浜のstreet viewも最近細かくなり、やっと私の家の前が見られるようになった。その恩恵 & 記念の意味もあるかもしれない。

キャッシュポイントからすぐのところにある、水道橋と高圧電線のコンビネーションも見られて萌え (私だけか?)。また、とんでもない田舎のように思っていたら近所に団地とバスの営業所があり、なんと5駅から4社もバスが出ていて、5分とおかずにバスが来るような便利なところであった (うーんでもキャッシュポイントの近くに『野菜直売所』があったりするんだが)。

ジオキャッシュ10周年・千年祈願キャッシュ

千年温泉。カラオケが聞こえたりしてていい感じ。
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千年温泉。カラオケが聞こえたりしてていい感じ。

これは稲毛道シリーズである。終点の溝の口の近くに『千年神社』(ちとせ、と読む) というのがあるのは前から目をつけていた。今回、ジオキャッシングという遊びが長続きしますように、という願いを込めて、1000年キャッシュを置いてみた。

実は私が愛する稲毛道も、日吉を越えたあたりから私は詳しくない。キャッシュを置いた神社は、後で調べてみたらそれほど歴史があるものではない(少なくとも稲毛三郎道成の時代は別の神社だった)し、神社の名前の由来になっている近辺の住所『千年』も19世紀くらいの新しい住所だ。いわば、現在の造成地だと安易に『青葉~』『美しが~』などと付けてしまう、アレと同じようなことが19世紀にも行なわれていたわけだ(笑)。まあ縁起物だし良いのではないだろうか。

訪れてみると、武蔵中原からの中原街道がそもそもすでに稲毛道 (東横線、と言い換えてもよい)の香りがぷんぷんする、独特の雰囲気である。場所としては悪くない。縁起物だし(しつこい)。キャッシュは準備していった材料で、境内で工作などをしつつ(笑)、一発で置くことができた。

ちなみにこの辺は、商売をしているお店の屋号にことごとく『千年』が入っているのが笑えた(当たり前だが)。『千年』が名前に入っていたらヤな商売は何だろうか。『千年ビデオレンタル』(レンタル料がめちゃ高くなるよ)、『千年ピザ』(配達に1000年以上掛かったら代金は要りません)、『千年ローン』(ほとんど利息)、などと妄想にふけりながらキャッシュを目指すのも、悪くない (しねーよ)。

後から千年神社の説明を書こうとして上記の、比較的新しい地域であることとかを知るわけだが、ついでにこの近辺にはもう2つばかり重要なポイントがあることを知った。もうこの先は、溝の口の稲毛街道終点(ここは置く場所をもう内定している)ひとつしかキャッシュは置かないかと思ったのだが、また新規キャッシュを設置しに訪れることになりそうである。

キャッシュで10周年記念ビンゴ

どこからどう見ても段ボール箱。
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どこからどう見ても段ボール箱。
5面ひっくり返す手間を省くために平面にしてメインの塗りを1回で済ませる。
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5面ひっくり返す手間を省くために平面にしてメインの塗りを1回で済ませる。
コンクリートが柔らかいうちに切れ目を入れて畳み、辺をビニールテープで閉じる。
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コンクリートが柔らかいうちに切れ目を入れて畳み、辺をビニールテープで閉じる。
辺の隙間にコンクリートを塗って仕上げ。この時点でダンボールが反った(外側に膨らんだ)のは計算外、ありったけのビンなどを置いて面を押さえている。
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辺の隙間にコンクリートを塗って仕上げ。この時点でダンボールが反った(外側に膨らんだ)のは計算外、ありったけのビンなどを置いて面を押さえている。
下から見なけりゃコンクリートブロック(笑)。
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下から見なけりゃコンクリートブロック(笑)。
一応内側にニスを塗って防水。
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一応内側にニスを塗って防水。

ジオキャッシングを利用してビンゴ大会。キャッシュを利用してこういうイベントをやって良いのかどうか分からないのだが、また盛り上がるかどうか分からないのだが、ジオキャッシング10周年のお祭りだからよいのだ。

ことの始まりは、2・3日前に嫁と「もう一度訪れたくなるキャッシュってなんだろうねえ」という会話をしていたことである。つまり大抵のキャッシュは2度訪れる意味がない。トラベルバグホテルに旅行前・中・後にトラベルバグの交換に訪れる用事があるとか、自分だけ既知のキャッシュに友人を案内して、捜索をニヤニヤしながら眺める用事だとか(笑)、そういうことでもない限り2度は訪れないだろう。

いろいろと『変化するキャッシュ』『冬虫夏キャッシュ』『成長するキャッシュ』『勝負するキャッシュ』『だんだんできていくキャッシュ』(謎)などのアイディアを出してみたのだが、いくつかは将来実現するかもしれない。それはともかく、キャッシュは二度訪れないけどログを後から何度も見る用事があるのならできるよね、ということでゲームキャッシュを思いついたのだ(もしかして世界百万のキャッシュの中に同巧のものがあるかもしれぬが)。

ルールは簡単で、市販のビンゴカードを入れておく。玉も参加者一人につき一個引いてもらう、ということである。ログに新しく出した玉の番号を書けば、ビンゴになるだろう。

ところがこれでは困ることがある。参加者の後先による有利不利である。まず後からのひとはその後の番号しか穴を開けられない、とすれば、先の参加者が有利になる。これはリーズナブルなようであるが、だんだん参加者が先細りしそうである。

後からのひとも先に出た番号に穴を開けられるようにする、とすると、今度は『すでに出ている番号のカードを現場で選ぶ』という事態が起きうる。これについては、カードを10枚とかしか入れておかない(私がときどき補充する)とか、はじめから有利になった番号のカードはコンテナから除去する(私がときどきメンテするわけだ)、ということで対処できる。

それからカードと玉を同時に選ぶのでは、自分が選んだカードに有利な玉の番号を恣意的に選ばれるのも困る。これについては、玉のIDを選んでもらって(ログに書いてもらって)、あらかじめ対応させておいた玉のIDと玉の番号を私がレスポンスする、ということで対処できそうである。

さて100円ショップでもビンゴセットは手に入るし、準備はできた。あとはコンテナである。

いちおう、このキャッシュはビンゴゲームが終わっても(先着5名に賞品を出すことにした)存続させる予定であるが、ビンゴゲーム中は余計な物を入れるスペースが必要である。それから参加者からの賞品寄付も歓迎、ということにした。それを入れてもらうためにさらに空間を作っておく必要がある。というわけで、買ってあった2リットルタッパーを使うことにした。

設置場所であるが、要するに私のメインテナンスがBINGOゲーム期間中は結構必要なわけで、これはよく通るあたりに置く必要がある。たまたまひとつ、東神奈川の駅前のトーカイプラザに置こうかどうしようか迷ってやめた経緯があるので、そこにすることにした (ここはアルミ箔発祥の地、というのが面白いと思ったが、小ネタなのでやめたのである)。近所には先日置いた孝道山もあるし、稲毛道シリーズも3つほど置く予定があるので、0.1マイルルールにひっかからないように場所を選ぶ。

隠し場所の下見ではまあまあ大きめのものでも目立たないスペースは見つかったのだが、擬装が問題である。大きなものを擬装すると作りが雑になるし長持ちしない。ただしおそらくビンゴゲームは数カ月で終わるだろうから、長持ちする必要はない。

そこで2リットルタッパーにかぶせる『紙製コンクリート箱』を作ることにした。これは某キャッシュで使った、30分で固まるコンクリートを利用したものである。2リットルタッパーは面が大きいため、かなりの厚塗りをしないとぽろっと剥げ落ちてしまう。1cmもの塗りをタッパーに被せるというくらいなら、コンクリート製の厚さ1cmの箱を作ってしまったほうが早い。はじめは鉄筋コンクリートにでもしようかと思ったが(笑)、タッパーより大きめのダンボール箱にコンクリートを薄塗りして (ダンボールの芯があれば塗装程度の厚さのコンクリートで形は保てる) 『偽コンクリートブロック』を作った。

このキャッシュはビンゴゲーム期間中は見つけてもらうことが肝心なので (その後はコンテナを換えようと思っているし)、メイキング写真もここで公開してしまう。我ながら笑ってしまうほどのコンクリートブロックぶりである。おそらくこの大きさで中身が詰まっていたら20kgとかになるだろうから、コンクリートブロックと視認してしまったひとは持ち上げようとしないだろうし、割と擬装としては面白いのではないだろうか。

紙箱にぺたぺたコンクリートを塗りながら、この先の人生でこの『紙にコンクリートを塗る技術』はどこかで役に立つのかなあ、などとふと思った。

ビンゴその後: ム(略)の出現

これを追記している時点(2010. 5. 10)で、まだリーチもビンゴも出ていない。10人ほどがこれまでに参加して下さり、また3人ほどからはプレゼントの寄付も頂いた。

ところで何回目かのメインテナンスに行ったとき、ブロック(偽)を戻そうとしたら赤いラインが入った黒光りするム(略・書くのもおぞましい)がすららーっと(ううおぞましい)ブロックの上を這って行くのをみた。私は大抵の生物は平気だ。平気というのは正気を保っていられるという意味である - 新明解国語辞典(うそ)。なんかコンビニで「こちら熱いものは袋分けなくて平気ですか」とかきかれたことがあるが、「はぁっ!?」って感じである。熱いものと冷たいものを一緒にいれたら「あぁっ」とか気絶した客でもみたことがあるんだろうか。

閑話休題。そうそう、たとえば蚊は痒いので大嫌い、っていうか『憎しみ』に近い感情を覚えるが、別に気絶したりはしない。毛虫やヘビ(ちなみに蛇年生まれだが)、ナメクジなんかも触りたくないなあとは思うが平気だ。気絶しそうになるのは当該生物(書かない)だけである。もうメンテしたくなくなった(うそうそ)。

さて、賞品(そのうち公表)の一部を買いにダイソーに行ったときに、ふと隣をみたら当該生物の忌避剤なるものが売られていた。当然買う。予備ももう一個買う。きもち的には、全部買い占めたいくらいだ。っていうか商品を山盛り抱きしめてすりすりしたいくらいだ。

次回メンテの際には撒いておく。いちおうこのキャッシュを置いているポイントは、マンション(ビル)が供出した公開空地扱いなのであるが (その割にはなんで商業広告とかあるの?)、なんでひとんちの当該生物を駆除してあげなならんのじゃ(泣笑)。そういえば白幡池キャッシュでもログに、当該生物を目撃しましたって書かれていたっけ (まさかコンテナに住んでいたんじゃ……あぁっ!!)。自分がオーナーの全キャッシュにも撒いとこっと。

ところで、キャッシュはコンクリートブロックに擬装したわけであるが、当該生物忌避剤の裏の説明書きを読んだら

(散布例) 家の周り、ブロックの下など
家の周り、ブロックの下など
ブロックの下など
ブロックの下など

……って思い切りブロックの下って当該生物の巣なんじゃん(泣)。いやただのタッパーと紙箱ですけど。当該生物も見間違うほどの出来ってか。

まあそういうところが好きな性質の生き物に適した家を与えておいて、出現したら「うわあぁぁ」とかいうのも、人間って勝手なものである。……今度作るときは、コンクリートにこの忌避剤練り込んでおこ。

10周年記念イベント in 代々木

先月の花見に続き、2回目のミーティング参加である。前回、ずいぶん色々な方々とお会いできたのが楽しかったのと、まあ顔つなぎは済んだかな? というので出やすかった、というのもある。花見ほどひとは多くなかった(? のかなあ。結構ごちゃごちゃしていた気がするが)ので、じっくり話すことができた。

まあネタはいろいろあるのだが、私のキャッシュネタとしては、昨日publishしたBINGOキャッシュにさっそく2名もの方が訪れてくれていたこと(コンテナに入れておいたパーティーグッズに翌日対面するとは(笑))、あと音楽キャッシュについての衝撃の解き方である(こちらは先月の音楽キャッシュのページに追記する)。

また今回も外国からのお客さんとお会いすることができた。というか、結構旅先の国でジオキャッシングするバカは世界中どこにでもミーティングに気軽に参加するフットワークの軽さというのは見習うべきで、私も3月に台湾・桃園でのミーティングに参加し損ねたのが悔やまれる(まあ滞在日の都合で一日違いというのが最大の理由であったが)。スウェーデンからのteam@ご夫妻は、奥さんのwomen's bike meeting(?)に参加のついでだそうだ。イギリスからのWeary Banker & Bookwormご夫妻は、なんとfound数が間もなく3000という大バカつわもので、日本にいるうちに3000達成するだろうとのこと。ご自分でも隠したキャッシュにいつか来てみてね、なんていうのでいま見てみたら、星5つではないか(笑)。その代わり、もう見つけたひとにヒントをもらってよい、というコミュニケーション型キャッシュである。

さて今回もお酒を大量に持っていって、持って行った以上に飲んだ気がするのだが(帰ってきて頭痛が……)、酔っ払ったついでに代々木公園内キャッシュ巡りツアーに参加してみた。それから終わってからも原宿駅前(開始前にちょっと探そうとしたら機動隊が真後ろにいて諦めたのだ)を探り当ててログを書いていたら、さっき別れたばかりの変な人の集団が「はいーログ回してー」って(笑)。そこから渋谷駅までも歩いて帰ったのであと3つほど探したり。実は渋谷~新宿あたりはいつでも行けると思ってまったく探したことはなかったのだが、今日だけで(イベント入れて)7勝1敗。

横浜に帰り着いてからは(嫁は先に帰宅)、東神奈川に昨晩私のを除いて新しく3つキャッシュが出現していたので、ちょっと訪れてみるかと欲を出してみる(ほんとうは別の用事があったのだが、そっちは足さずじまい)。在日米軍があってその境界線上にバーがある(学生時代に行ったことがある)穂積埠頭は、今朝別の方がFTFしちゃったとイベントのときうかがったので、それはパスして横浜台場(めでたくFTF)、次に神奈川公園(暗くてDNF)に行って、ここでやっと諦めて家に帰ることにする。

いや~酒飲んでくっちゃべってるだけの一日であった、と思ったのに、結構10個も回ってしまったぜ。これだからジオキャッシングはやめられぬ。


200/20記念

10周年記念パーティー後も、連休中はどこにも遠出しなかったため、こつこつとジオキャッシングなど続け、発見数が200に達しようとしていた。となると、200番目は(100番目のときDNFだった)天空橋のキャッシュを、と思い立った。また隠した数もBINGOその他で18に達していたので、あと2つ埋めて20にすればちょうど良い。これまた(愛する)羽田空港関連で、ということで、前々から暖めていたVOR C着陸記念キャッシュを、と思い立った。

200番目記念は、別に羽田空港を溺愛して100番目とか200番目とかいっているわけではないのだが、100記念に取り逃した意地と、あとなんとなくその間羽田方面に近寄らなかったから、というのがある。

20番目記念は、10月のD滑走路運用開始でもう見られなくなる、羽田の16L着陸記念である。ポイントはミステリにしておいたのであまり詳しく書けないが、私が航空機の撮影でよく利用している場所である。この場所からはある空港設備が見えて、それを目安にすれば16Lの滑走路延長上がぴたりとわかる、というものである (実際にはほんのわずかオフセットしているのだが、逆にこれはGoogle Mapsだけでは解けない、ということを意味している)。この設備は、実際やってみればわかるのだが、1m左右にずれただけでそれとわかる、というものであり、GPS真っ青の精度である。

航空機に詳しい方ならば、別のあの装置を思い浮かべるかもしれないが、まさかアレのナニ機を持って歩いてキャッシング、ということになったら★五つでも足りない(笑) (だいたい市販していないし携帯用なんてない)。もっとお手軽かつパイロットも実際にはこれに頼っているんじゃないかな、というあっちの設備である。

おーっとその前に19番目を置かないと20番目記念にならない(笑)。19番目は、これまた私が大好きなキリン生麦工場(見学者コース)の入り口横にある、生麦事件の碑に決めた。キャッシュの説明に詳しく書いたが、実は生麦事件(文化的誤解が原因)が起きたのとキリンが日本でビールの商業醸造をはじめた(ただし山手)のは、ほとんど同じ頃である。かたや外国人の振る舞いに「ええい無礼者っっ!!」とかいって斬り殺しまでして(そのため戦争にもなって)、かたや「いや~ビールって美味しいねえ、造り方教えて」とかいって文化を輸入して(その後日本独特の味でドイツ人にも賞賛されるようになって)、そんな根が鎖国な(いまでも)日本、日本人がどこか好きなのである。

さて前日までに199番目を訪れ終え、例によってキャッシュのコンテナも作った。実は生麦も羽田(が見えるところ)もいままで訪れまくっている地なので、一発で置く自信があったのだが、ちょっとだけ誤算もあった。

まず当日は、生麦を訪れる。うちからバスで15分ほどだ。ここは思ったより隠す場所が少ない。もっと擬装に凝ればよかった(笑)。民有地がぎりぎりまで迫っていて、碑のある敷地内または外の歩道に置かざるを得ない。

それなりのコンテナを持っては行ったので、見学者のふりして(笑)隣のビール工場の庭園(レストラン前)でのんびりとコンテナを仕上げにかかる。うららかな陽気で、ビールでもあればよかったのだけど(あ、出口で有料でも売ってたかな?)。

ここでのミッションを終えて、200番目のハンティングに移る。この天空橋駅出口付近も、海保のYS-11が泊まっていていままでも何度となく訪れた地である。前回は交通整理の警官が立っていた、まさにそこだろうというポイントに近づくと……今回はなんと大量のマグルが宴会をやっているではないか(泣笑)。まあでもここで怯むわけにいかないし、ポイント付近にはいちおう、釣りとかでそっちの方向に用事があるひともいくようである。私も見えない謎のクラゲかザザムシの写真を撮るべくキャッシュに接近・取得、ログを書いて戻した。

その後休んでいると、マグルが近づいてきて、冷たい飲み物を勧めてくれるではありませんか。この宴会マグル、実は子どもの日に『よさこい祭』なるものを(あの鳥居前でですぜ(笑))開催していた地元羽田の住民ボランティアグループで、飲み物をフリーで配っていたのだ。午後になってもうよさこい祭は終わっていたけど、余った飲み物をくれた、というわけ。結構暑い日だったので、ありがたやありがたや。

さて最後は某所を訪れて、昨晩(いちおう)植物に擬装したキャッシュを置いてみる。家の中でみたら (私の初の偽植物キャッシュだったのだが) 爆笑モノのコンテナであったのだが、実際置いてみたらかなりのフェイク効果があるではないか。う~ん、これって結構使えるかも、と見直したのであった。

ところで誤算があった、というのは、いつも私が写真を撮りに行っている某区画というのは、まさにキャッシュポイントが点で特定できる理想的な場所であったのだ。ところがよくよくみてみると、そこは(公有地ではあるのだが)立ち入り禁止の札が。もちろん私は入るし当日もわらわら飛行機を観るひと・撮るひとで溢れかえってはいるのだが、『立ち入り禁止の場所においてはいけない』ことになっているのでここに設置するわけにはいかない。しょうがないので滑走路延長線上で立ち入りできる公有地の植え込みの中にキャッシュは放り込んだ。ちょっと座標の特定が曖昧になる(捜索範囲が線になる)ので難しくなるため、ヒントには詳細に状況(線上を探すこととか植え込みの中とか植物擬装とか)を書いておいた。

というわけで私的な入れ込みで200番目のキャッシュ探し・20番目のキャッシュ隠しを行なったのだが、やはり羽田空港はいいなあ。


ジオキャッシングの普及とメディア露出

5月の10周年記念ミーティングのとき、ジオキャッシングって普及するかね? 爆発もあり得るよね、というような話題があった。

私自身は、『パソコン通信』でおそらく日本の民衆の中で1000番目以内 (アクティブユーザとしては100番目以内だと思う) に電子メールをやり取りしたり、掲示板でひととコミュニケーションを取った経験がある。そのときの友人連中はいまでも(めったに会わないしやり取りしないが)一味違うひとたちであるが、ジオキャッシャーにも直接お会いするとどうも、そういう香りがする (傾向、というか、方向性は違うのだが)。おおそういえば、『パソコン通信』時代の連中にジオキャッシング流行らせたらハマらないだろうか(笑)。

ともかくも、それから25年後に日本でおそらく電子メールでreachableな人口が1000人→7000万人くらい(?)に増えた (つまり7万倍だ!!) のと同様に、ジオキャッシングも普及すれば爆発する可能性がある、ということである。

ただし流行る、ということはそれなりの危険(?)をもはらむ。だいたい私が『インターネット』『IP(常時ではない)接続』環境 (おそらくその時点で『ネット人口』は数十~数百万人、約1000倍の中間地点だ) になって思ったことは、「ああS/N比が下がってきたな」(意味不明)ということである。物量は1000倍に多くなったのだが、個々の面白さは1/100以下になってしまった。それでも総量は増加する。

だからジオキャッシング人口が、例えば日本で現在の数百人から、7000万人とはいわないから100万人くらいになったとしよう。街で見かけるiPhoneの総数くらいだろうか。日本人の120人にひとりがジオキャッシャーということは、およそ30~40軒に一軒くらいはジオキャッシャーがいる計算になる。まあこれは算術平均的な計算であり、だいたい家族で伝播する可能性は高いし、うちみたいに30~40代夫婦子ども2人が多いようなマンションでは、全家庭がそうだったりとか、田園都市線沿線では普及率が高い、とかなりそうだけどね。

そうすると、0.1マイル歩けば必ずキャッシュがある代わりに、あまり面白みがないのばっかりで、小型タッパーに紙一枚入れてガードレールのポケットに突っ込んで『港北小学校交差点キャッシュ: ここは何の変哲もない交差点です』とか(爆笑)、そんなんなりそうな気がする。あ、もしかしてアメリカのシアトルとかL. A.あたりってもうすでにその状態なのかな?

ところで、ジオキャッシュが100万人なり1000万人に普及するのが物理的にムリかといえば、これはそんなこともない気がする。キーは、携帯電話のGPSである。現実に、ふつーの(通信会社のもどきではない) webにアクセスでき、GPSなどが道案内系のためについているガラケーでも、十分ジオキャッシングを楽しんでいるひとびとは多い。私は10年以上前から「これからは日本人ひとり一台GPSの時代だ」と提唱して(まあ半分ネタなのであるが)普及を図ってきたが (お前に言われたから買ったんじゃない? ごもっとも)、やっと良い時代になってきたかな、と思う。

では精神的に(?)普及するのはムリかどうか。これは、特にTVなどに感化されやすい情弱子どもや年寄り層を引き込むのがキーだと思う。ちなみにジオキャッシングが出てくる映画がある、という話だけきいたことがあるので、5月頭のミーティングで振ったら、観たという方がいらっしゃった。ジオキャッシングは前半の味付け程度に登場、「あんなのジオキャッシングじゃねえ!!」だそうです。

そこで、どういうメディア露出が考えられるか、ちょっと妄想にふけってみた。

NHK趣味講座『ジオキャッシング入門』

これはNHK教育テレビとかでさいきん (ま、昔から『オーディオ入門』なんてのがあったりしたが)、ギターを弾く・DIYや名所巡りみたいなのまで、およそ趣味と名がつきそうなものを6回だったか12回だったかのシリーズでやっている、というものである (講座タイプだけではなく隙間時間に繰り返しやっているものとか、いろんなパターンのをみかける)。ジャズの渡辺香津美さんもギター教室をやっていたし(その他のギター教室も見たことがあるし)、前述のパソコン通信仲間であった某とかも老人高齢者向けにケータイだかケータイでメールだかを教える、みたいな講座をうまくやっている(ほんとうに上手いのだ)。

ジオキャッシングのシリーズを作るとしたら、たとえばテキスト(書店で980円でお求めになれます)は下記のような目次構成になるだろう。

  1. ジオキャッシングとは~最初の宝物をみつけるまで
  2. 発見のコツ~ハイキング編
  3. 発見のコツ~シティ編
  4. GPSや地図を使いこなそう
  5. 隠してみよう~コンテナを作る
  6. 応用編~三浦半島巡り

講師は手だれのジオキャッシャーである。30代くらいのあまりうるさくない、それでいて喋りが上手いひとがよい。あと生徒約で、50~60代の男性と、元アイドル崩れの(それでいて30前くらいの)あまりケバくない女性タレントが加わる。

講師がひとわたり薀蓄を垂れて (また気が利いた地味なフリップが説明を加える)、「ではやってみましょう」という言葉と共に生徒約が探し始める。50代男性が体力に物を言わせて発見したりするのだが、ときには女性タレント崩れが見つけたりもすると「女性らしい独特の視点ですね~」という講師のありきたりのお褒めの言葉が入る。ふたりが捜索を終わったところで (放送時間の関係で途中はカットしてあります) 講師役が「でもここにほら、ジオキャッシャーならではのサインの枯れ枝が積んでありますよ」とポイントを加えると、男性は「そうかーそこを先に探してれば一発だったなあはははは」などと素直である。エンディングでは野山のすがすがしい空気を吸って終わり、という構成になる。

ここでのポイントは、『ジオキャッシングはクリーンで楽しいスポーツ』であり、決して木のうろに手を突っ込んだら地グモの巣でべとべと、などというシーンは放映しないことだ。また教育テレビらしく、ありきたりのポイントにあるありきたりのコンテナを正々堂々と見つけるのが主なのだ。決してダークサイドにある絶対見つかんないんじゃね? という擬装を施したキャッシュが見つからなくてベンチの下とかに膝をついて懐中電灯で下から覗き込み、挙句ブ○○ト○イトで天の声だぜーfound!! TFTC!! などという見つけ方は、放送してはならない。

刑事ドラマ『西部ジオキャッシングにほえろ!!』

TVドラマならひとびとに与える影響も大きい。ふつーのTVドラマにジオキャッシングをテーマとした回があってもよい。そう、たとえば刑事モノ。ここでのミソは、現実にあり得ねーというくらいの誇張、そして登場人物の熱さ、である。

たとえば『ジオキャッシング刑事登場!!』の回、ジオキャッシングが趣味の若手刑事が七曲署に配属される。当然ベテラン老刑事は理解できず「はぁ? なんだそりゃ」みたいな反応。若手が熱く説明しても「仕事中にネットやる口実なんじゃねーの?」と冷たい。中堅が「よし、お前のあだ名は今日からキャッシュ刑事だ」。

事件発生。ヤクの売人が七曲署管内で殺される。犯人は暴力団系のようだが証拠がない。ベテラン老刑事は当然、脚で稼ごうとするが成果が挙がらない (『老刑事のテーマ』が流れる中、数秒の聞き込みショットが1分ほど続く)。そんな中、キャッシュ刑事が不審な新規発行キャッシュの公式ページをみつける。「じ、時限爆弾?」。

キャッシュ刑事はなじみの垂れ込み屋から情報を得ようとする。知りたい情報について常連のキャッシュ (※ ってなんだよ) の公式ページのログに書き込むと、次の日情報はコンテナ内のログブックに書いてある。そのページをべりっと破りとってポケットに入れ、謝礼の一万円札をコンテナに入れるキャッシュ刑事。

それによると、今日の正午に核爆弾が東京の都心、矢追町交差点で爆発するらしい。現場に急行するキャッシュ刑事。現場付近でみつけた犯人が逃げる。派手なカーチェイス、銃撃戦 (TOYOTA提供なのでひっくり返るのはNISSAN車である)。せっかく追い詰めた犯人は、どこからともなく飛んできた暗殺屋の銃弾で口封じされてしまう。

時間がない。爆弾の隠し場所付近を調べる七曲署メンバー。そんな中、キャッシュ刑事は5000 foundの発見力で次々と隠し場所をしらみ潰しにし、8時35分(※ 放映時刻)に爆弾をみつける。

爆発30秒前。どうする!? キャッシュ刑事のピンチ。キャッシュ刑事は何を思ったか走り出すと階段を上り、窓から爆弾を投げ捨てた!! 思わずしゃがみこむ署員。ところが、落下の衝撃で時限装置は無事壊れ、東京は爆発から救われた。

最後に走り疲れ床に伸びるキャッシュ刑事に、タバコを差し出す(※ くわえて火をつけて渡す)老刑事。「お前の特技、ときには役に立つものだな」。認められて無言で笑い返すキャッシュ刑事。バックに夕日が沈む (※ アレ? 麻薬は?)。

月曜9時ドラマ『東京キャッシュ物語 (ストーリー)』

うーん、上記のような昭和テイストでは (おっさんはともかく)、いまの若い子はジオキャッシングに飛びつかないだろう。ここはひとつ、ビックコミックスピリッツに連載の原作『東京キャッシュ物語 (ストーリー)』(江川達也あたりが原作) を、まだ単行本2巻も出ていないのに、という時点でTBSあたりにドラマ化してほしいものだ。主演はもちろんキムタクと、片瀬奈那あたりのあまり若くない落ち着いた美女系がよいだろう (って演技力知らないんだけど、教育テレビ『スペイン語』観ただけで)。

ドラマはまず、ジオキャッシングを知らない一般の若い層に主人公が語ることが必要であり、それはおしゃれ目に誇張して描かれる。バーで出会う主人公の男女。男がみているiPhone (ここでは絶対Apple製品だ。フルキーボード付きHTC製Androidとか、間違っても中国製バッタもんGSM Windows Mobile Phoneなんかはいけない) の公式ページに、ちょっと酔っ払って「ねぇ~何それ?」「ジオキャッシングだよ(以下略)。これから行ってみる?」。

ドラマで描かれるキャッシュは、アダルトでアーバンな夜景が綺麗なビル街 (例: 六本木ヒルズ) にある。そしてコンテナは夜景が綺麗なところにこっち向きに貼り付けてあるのに、なぜかマグられない。もちろんドラマの小道具係製なので、ステン削りだし仕上げっぽい金属性コンテナの内容物の文字はすべて綺麗なレタリングが施してある。決して近所の公園にダイソーのアルミ100円名刺ケースとか、ましてひぃひぃぜぇぜぇ言わないと登れない山の中にある泥だらけのタッパー内は破ったノートに手書きのログ、なんてのは論外だ。

そのままシティホテルになだれ込む。「こんな経験ってわたしFTF」などと(間違った)ジオキャッシング用語も交えつつ、これが縁で二人は付き合い始める。ところが連続12回の中盤からは、仲の良い女友達・男の仕事仲間 (ちなみに建築デザイン系) 7人くらいを巻き込んでの恋の紆余曲折ゲーム。なぜか全員ジオキャッシャーなので、公式ページのログを私物化して情報をやりとりして個人情報ダダ漏れなのだが、このドラマの世界には7人しか登場人物がいないので問題ない。

誤解と分かり合いを繰り返して強まっていく主人公二人の絆であるが、第11回ではいままで最大級の破局のピンチが訪れる。誤解を解くラストチャンスに掛けようとエンゲージリングを買い、コンテナに収めて新規キャッシュ『Propose』を発行する男 (※ 直接話せってば)。

ところが第12回のクライマックスでは、女がパズルキャッシュの解き方を間違って見つからない。「もうあなたとはDNF。いままでTFTC」(※ 間違い) というログを残して女が去ろうとすると、主人公の恋のライバルから○ラ○トカ○トでメッセージが!?「東経と西経を間違ってない?」(※ いつの間にロンドンかよ!?)。

ライバルのもう諦めたという思いを引き受け、また主人公の熱い思いを受けてキャッシュに走る女。見つけるとなぜか後ろにはにっこり微笑んだ主人公。スローモーションで駆け寄る二人、1000件の(※ どこにいたの?) 祝福ログのスクロールに重なるエンディングテーマ『Latitude and Longitude』(柴崎コウ・最終回フルバージョン) が流れてハッピーエンド。

最終回28%を記録したドラマは3ヵ月後にDVD化され、初回特典ではドラマで出てきた特製コンテナがおまけに付いている。

ドラマを観た若い層は、翌週からiPhoneを買い求め、ひとり平均一個キャッシュを隠し始め、ドラマに出てきた名所巡り(もちろんキャッシュ探し)ツアーも企画される。0.1マイルルール(ドラマに出てこない)をよく理解していないにわかキャッシャーが六本木ヒルズ近辺にキャッシュを隠しましたという報告が一日1000件も寄せられ、六本木ヒルズはキャッシュ設置禁止場所に。

そして日本のキャッシュはあっという間に50万個を超える。でもなぜか、見つけるキャッシュ見つけるキャッシュすべてに、ドラマにちなんで指輪(※ おもちゃ)が入っている。

ってのもイヤだなあ。

ジオキャッシュ党の設立

メディア露出とはちょっと違うが、政治家になってジオキャッシュを普及させる、というのはどうだろうか。観光なんとかを作って全国の休日をずらしてブーイングを買うより、100万人のジオキャッシャーがうろうろしたら、電車・バス、昼飯を食うところやお土産屋・100円ショップ(笑)など、それなりに経済効果もあると思うのだが。

ジオキャッシュ党のマニフェストは、当然ジオキャッシングの普及を通じた経済活動の活性化とレジャーの充実である。だから、以下のような具体的目標を掲げる。

  • ジオキャッシュ手当て: ジオキャッシャー増加にはこれが効果的だろう。ジオキャッシングをしたら毎月3万円支給(笑)。
  • ジオキャッシングの実質無償化: っていまでもタダですけど。かかった交通費・自転車購入代、タッパーやログブックの代金、ネットのプロバイダ費用などを無料にすべく税金から支出してもらう。
  • 公園の整備: これはいまでも公共工事の予算使いきりネタであると思うのだが、逆に『子どもがケガをしない』人工の自然を造るような無駄な土木工事をやめ、隠し場所がいっぱいあるような腐った木や野原、穴ぼことかは放置してもらう。階段や手すり・展望台はうぇるかむですな(笑)。それから公園の手すりとかもアルミ禁止、全部鉄にする(アルミは磁石が効かないから)。
  • 高速道路無料化: ジオキャッシングに行くなら無料
  • ビザ免除: 外国人がジオキャッシングに来るならビザ免除
  • 私有地の一定割合のジオキャッシングのための供出
  • マグル厳罰化
  • ……

その他考えたらキリがないのだが、とりあえずこんな公約を掲げる政党に誰が投票するのか(笑)。日本国籍のジオキャッシャー (が配偶者も巻き込んだとして) 数百~千票くらいしか集票できなそうだなあ。ううむ。


天の声システムの導入

brightkite、別名『天の声』に『再加入』してしまった。

数ヶ月前、とあるジオキャッシャーの方から使ってみませんか、というお誘い(?)を受けてAndroidで導入してみたのだが、なんかバックグラウンドで常に動いているプロセスができてしまって、電池の減りが速くてアンインストールしてしまった。いま考えてみればそのときは電池を正規品一個しか持っておらず、けちけち使っていた気がする。

だからアカウントはあったけど眠っていた状態であった。というか、PCでwebブラウザ経由で「あーこのひとはこんな動きしているなあ」などということは覗き見(笑)ていたのだが、メッセージを投げたことはなかった。

このたびまたあるジオキャッシャーの方とメールのやり取りをしていたら、話に出てきたので「アカウント持ってます。tarohsでーす」とお答えしたら、その日の夕方には数十人の方から友達リクエストがどどっと届いてしまった。ううむ。というわけで、ちょっと使ってみることにした。

この手のメッセージングシステム(SMSっていうの?)には私、飽きっぽい面があるので、なんとなくしばらく使わなくなったりしそうでもある。

写真つき・GPS位置情報付き、というのだと、数ヶ月前にGoogle Buzzにハマっていた。特に旅先で、うまい飯に出会ったら「なう」である。まあそのときはBuzzにハマっている人口というのは少なくて(いまでも日本では写真付きで投稿するひとが少ない)、あまり面白くはなかったが、うまい飯を食ったら写真に位置情報を付けてなう、というひとが他にもいたので(見知らぬ人だ)、フォローしあったりしていた。

ただしこれも使わなくなってきたのにはいくつか理由がある。まず最大の理由は、私は普段『料理用カメラ』(RICOH GRD)を持ち歩いている。これで『世界のうまいもの』アルバムをいつか(老後とか(笑))完成させてやる、という意気込みがある (もう一部分はPicasaに作ったが、ここもFlickr同様に整理の面倒さから、10000枚レベルで写真を整理する場所じゃないな、と思う)。すると、飯が出てくるたびにGRDでぱしゃ、Androidでなう、というのがうっとうしい。しかもGoogle Buzzのほうは、GPSが作動していない屋内だと投稿できない(!!)。もちろんAndroidカメラで撮っておいて、店の外に出てから投稿すればよいのだが、それも面倒である。

ほかに、地図連動型だと一定時間過ぎると表示されなくなる(Google my mapsなどと連動していない)、料理専門に使うなら自分のBuzz時系列をデータベースとして見られるけど、他のことについても投げ始めるとノイズが多くなる、よく言われているけど居場所を他人に秘密・特定のグループ外に秘密にできない、などという問題がある。AndroidだとGoogle Mapsに連動していて、PCからだとGmailに連動している、というのも、なかなか微妙なインターフェイスである。

この手のショートメッセージシステムは他は、あまり使ったことがない。twitterもfacebookも長文を執筆・推敲・蓄積する性質のものではないので、アカウントは作ったが、何が面白いんだかさっぱりわからん(笑)。だいたいmixiだってふつーは20文字くらいで感じたことを書く、みたいな使い方をするユーザが多い中、数KBもの日記を投稿して、友人にあきれられたりしている。もっとも、ショートメッセージの投げ合いだけしかできない文化ってのも貧相で貧乏臭い気がするけどね。

まあそんな経験があるので、brightkiteはジオキャッシング専用、と割り切って使うことになりそうである。……といってもやっぱり違うコミュニティからお誘いを受けたら、その他の用途にも使っちゃうんだろうなあ。


GCVoteでタコ評価

これも上記に関連して。tnlnsl.jpにて、GCVoteなるものが紹介されていた。

要するに訪れたキャッシュの評価システムである。主要なブラウザのためのブックマークレット? かなんかになっていて、公式ページのいろんな部分に、あたかも最初からあったかのように評価の入力・平均評価(件数・分布も)の表示が手軽にできるようになるのが素晴らしい。

こういうのは公式ページの機能として最初からあって然るべきだったのではないかと思う。もっとも、公式ページにない、というのは、なにか深い考えがあってのことかもしれない (たとえば次に書くが、評価をおそれてキャッシュが増えない・評価にこびたキャッシュが増える、とかね)。私なんぞまだ200 foundくらいだから、いま『すべてのキャッシュを評価しなおせ』といわれても (ってかやった)、このお手軽なインターフェースだから20分で済んでしまった。これが1000、2000 foundなバカ達人の方々であったら、しばらくは大変かもしれない。もしかして「もう覚えてない」とかもあるかもね。

世は評価流行りである。うちの仕事場でも、自己評価から評価アンケートからさまざまやっている。自己評価はある意味自分を見つめなおすことになるのでよい面もあるのだが(といっても時間は食うし内向きだしネガティブな作業だ)、お客さんからの評価はタコ評価だ。たとえば製品開発などには私もユーザ代表で協力したことはあるのだが、だいたいにおいてユーザというのはバカで勝手だ。「こうしたほうがよい」などと思いつきでさらっというが、なぜこうなって『いない』かを考えない。素人がさらっと思いつきで思いつくようなことは、サーブする側からしてみれば『100倍もの時間をかけて』『100倍もの候補をとっくに思いつき』『消去した』結果なのである……ことが多い(笑)。『お客さんの評価』が流行って・効果があると認められたりするからには、サーブする側がまともに頭を使って仕事をしていないこと(が多い)の裏返しなのではないかともいえる。

ともかく私の仕事でも、『ある種のサービス業』ではあるから、『お客さん』にアンケートを取る。アンケートを取っても取らずとも、『お客さん』に媚びる輩が増えてくる。それから『この種のサービス業』(教育関係だ)は、『お客さんをいじめる』ことが仕事である、と(古典的には)言われている。つまり、『お客さん』の口に苦いようなことを遂行させても(そのとき評価してもらったら当然低かろう)、後の人生において役に立ち感謝される(後からの評価のほうが大事だ)、ということが、真の目的なのではないか。実際仕事をしていて、後から感謝されることがいちばんの悦びである。

まあジオキャッシュなんかは、そのとき『探しにくくてクソ、と思っても』『後から「ああいい経験だった」などと思える』ような、いわば『ジオキャッシャー教育キャッシュ』(爆笑)なんてのがあるか、といえば、……ううむあるような気もするなあ。

さて、評価が高いキャッシュ、というのはどんなものか考えてみた。上で書いたように、実際私が探しあてた全キャッシュを評価してみたのだが、どういうキャッシュを俺は高く評価するんだろうか、という傾向も自己分析してみた。

  • 苦労してたどり着いたら素晴らしい場所だった
    →素晴らしい場所というのは何ものにも勝る。そういうところを探してキャッシュを置いたら勝ち、というのもあるかもね。
  • 苦労して探し当てたら面白いところに隠してあった
  • ウケた (※ 私の中ではこれが最強)

このようなキャッシュ評価システムが導入されると、当然『評価狙い』『ジオキャッシャーに媚びる』キャッシュが増えてくると思われる (いや増えないよって? (笑))。

  • わいろ系キャッシュ
    • コンテナに現金が入っている
    • コンテナに『とってもお得な情報』(例: インサイダー情報)が入っている
    • コンテナを開けると素晴らしい悟りが開ける
    • 特大コンテナに美少女が(以下略)
  • 脅迫系キャッシュ
    • コンテナを開けると顔写真を取られ伝送され、いつのまにか身元が割り出されてネットの回線が盗聴され評価が低いと謎の事故に巻き込まれるCIA/NSA系キャッシュ
    • ☆☆以下をつけると100日ずつ寿命が縮む、呪いの『恐怖キャッシュ』
  • ためになる系キャッシュ
    • 探しどころを間違うと音声ガイドで指導が(うぜーよ)
    • コンテナの蓋に『キャバクラで人気者になれるムダ知識』が(あまりうれしくない)
  • その他
    • 発見されると消滅・移動・自動新規登録を繰り返し、いつでも嬉しいFTFになる『使い切り』キャッシュ(どんなの?)

ううむ、どれも『欲を満たす』という要素があるのは否めないなあ。やっぱり正攻法でいくならば、ジオキャッシングの満足度を高める・面白い、というのが良いキャッシュなのだろう。

逆に評価が低いキャッシュはどのようなものが考えられるか。これも考えられるものを洗い出し、他山の石としなければならない。

  • 面白くない系キャッシュ
    • キャッシュが探さなくてもみえている。通行人からでも丸見え。こういう易しい(『優しい』?)キャッシュはひとによっては好きだろうから、ある意味評価は高いだろう。
    • 何も意味がないところに置いてある。あるいは激しく苦労しないと取れないのにクソ (標高4,000m級の山の頂上にGroundspeak製ナノコンテナが、とか)
    • 絶対に分からない場所に置いてある (さいたまスーパーアリーナの3万のどれかの座席の下にGroundspeak製ナノコンテナが)
    • 絶対に取れない場所に置いてある (さいたまスーパーアリーナの天井のRAMSAのスピーカの裏にGroundspeak製ナノ(略))
  • 気持ち悪い系キャッシュ
    • コンテナにムカ(略)が入っている。上で書いたけど私のキャッシュにもありそうだなあ。
    • コンテナがム(略)

いや別に、さいたまスーパーアリーナに悪意は (Stevie Wonderを見に行ったら1万円もしたのに豆粒だったとか、そんな恨みは) ありません。

なおGCVoteシステムでは、訪れていないキャッシュも評価できるようである (自分のキャッシュは評価できない? と思う)。となると、あまりに探しにくいキャッシュ(どきっ)って、未知のユーザによって評価が下げられるかもね。

ところでいまのところ、都内の有名キャッシュなどは私で6人目の評価などというものもあるが、1人目の評価だとそれなりに緊張してしまう。ログのfoundの(?)中の誰かは分からないようになっているだろうが、FTFで評価1人とかだと、もろ「あああいつはログに『素晴らしいキャッシュでしたTFTC!!』とか書いているけどおべんちゃら」とかばれちゃうのが難だなあ(笑)。


ジオキャッシングの原点

でかいコンテナ。
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でかいコンテナ。
密かにマグって返しておいた、『冒険ノート』。
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密かにマグって返しておいた、『冒険ノート』。
大人のログブック対子どものログブック。
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大人のログブック対子どものログブック。

仕事帰りに大田区を訪問した。大森~西馬込で3個くらい拾う、夕食前の軽い運動のつもりであった。

西馬込の新幹線キャッシュは公園にあるのだが、公園を探しているとダンボールがある。開けてみるとなにやらノートが転がり落ちてきた。まさか、このダンボールがコンテナ? と思ったら(笑)、ノートに『ぼうけんノート』なるタイトルが。これ、本物のたからものじゃないか(笑)。

子供の頃よく隠した宝物、というのは、もっと空き缶にビー玉とか詰めて、というジオキャッシュに近い(いやジオキャッシングという遊びの原点がこちらなのだが)ものだったと思うが、この『ログブックだけのキャッシュ』は、なにやら世界中のいろいろな場所の名前(ぼうけんしに行きたいのだろうか)とか、たぶんもう行なったぼうけんの産物なのだろう、近所の神社のお守りなどが貼りつけてある。私の旅行ノート等よりよほど整理されているに違いない(笑)。

大人のジオキャッシングの近くに子供キャッシュがあった、というのも面白いが、ちょっと安心した。というのは、ジオキャッシングに私がハマった理由というのが、小さい頃よくやった宝探し(というか宝隠しだな)が原点である。近所の松の木の上に基地を作って基地ごっこもした。『安全上の理由』で大人に止められもしなければ、そういうことができる土地もあった (田舎の秋田であるが、いまはさすがにもうムリだろう。『松基地』があった広場もマンションになっている)、おおらかな昭和である。先日老いた母親に「……という遊びをやっててさぁ」、とジオキャッシングの説明をしたら「あんた子供の頃の遊びをまだやってんの?(笑)」と一発で理解されてしまった。三つ子の魂百まで、である。

いまの子供はゆとりだゲーム漬けだといわれている。現に、海水浴場や夏祭りでモバイルゲーム機を手放さない子供などを見かけると、暗澹たる気持ちになる。ジオキャッシングをはじめてから200あまり、半分くらいは子どもの遊び場のような場所を探したのだが、宝物やぼうけんノートを見つけたのは、今日がはじめてである。まだまだこういう遊びも生き残っているのかなあ。大好きな新幹線もみえるし、思わず和んでしまった夕暮れであった。先日、千年神社に願をかけてジオキャッシングが長続きしますように、と祈ったが、その効果があったかもしれない。


東京ミステリツアー

ある土日、ふと思い立って自分ひとりの (初日の半分は嫁もついてきたが) ミステリツアーを企画した。ここのところ、キャッシュを探しに行く時間がなければついつい、『?』マークのアイコンをクリックして、パズルだったら問題を解く、という夜が続いた。解けちゃってファイナルのコンテナを探しにいっていない、というのが溜まったのである。あるいはマルチキャッシュの途中まで解いてファイナルを取っていない、というものがある。いちばん古いのでもう3ヶ月前のである。

これが精神的によろしくない(笑)。答が明らか(あるいは答合わせサイトが用意されていて正解だと分かっている)ならはやく『found! TFTC!!』とかログに書いて俺はバカじゃないと証明オーナーに感謝の意を表したいし、いくつかの答に絞り込んだ、あるいは自信がないものははやく確かめに行きたい。いずれにしても、はやくコンテナにたどり着かず、ファイナルの座標のみが溜まっていく日々が続くと、気が狂いそうになるのである。

ミステリ系、というよりここで言及したいのはパズル系であるが、そこの地形や構造物・座標とはあまり関係ない(?)ものである。たとえば私のものでは先日置いた音楽キャッシュがあるが、このイニシャルおよびファイナルは(音楽通り、ということでこじつけてはあるが) キャッシュを通じてパズルを出題したいためのいわばダシ、というか(笑)。暗号系は言うにおよばず、有名パズルではクロスワード・スクラブル・覆面算をはじめとしてノノグラム・数独など、およそ考えられる限りのパズルはキャッシュとして存在する。逆に座標や地形を利用していても、それに対して高等関数を適用する (単なる四則演算でファイナルを求めるというのではなく) などというのも一種のパズルであると言えよう。

パズル系のキャッシュというのは、多くはアンノウンキャッシュの中にあると思うが、マルチキャッシュの中にもある。現地に行って何かの値を得ないとパズルができない、というのがこれにあたる。残りのマルチキャッシュは単に『イニシャルにファイナルの座標が』というので、これはミステリっぽくないと思う。逆にアンノウンキャッシュでもミステリではなく、単なるオフセット(『座標の場所にありませんがこれこれこういう条件のところにあります』)というのもある。それはそれで楽しいが、地形や構造物をみて判断せよ、ということなので、クイズというかミステリとはちょっと違うと思う。したがって、おおざっぱにいってマルチの2割程度とアンノウンの1/3~半数くらいがパズル系なのではないだろうか。

自分の過去を思い出してみると、パズルキャッシュがあると喜んで取りに行く。まあパズル好きでニコリとか定期購読していたのはいまにはじまったことじゃない。今日のミステリツアーを終えて236中マルチ14、アンノウン19である。

ここでパズル系のキャッシュというのはどのくらいあるものだろうか。個別にみることはしていないが、トラディショナルに対してマルチ・アンノウンの比率が参考になるのではないだろうか。別にパズル(事前に準備が必要だ)でないにせよ、いずれにしても単純なトラディショナルでないということは、1個のキャッシュを取る時間が1個のコンテナを探す時間より大きいことを意味する。

調べてみた。東京を中心とする16km四方くらいのキャッシュをサーチすると、399個ある。この中でトラディショナルは334個、約84%である。残りの16%のうち、マルチキャッシュが33個(8.3%)、アンノウンが24個(6.0%)である。残りはイベント系3個、Whereigo 3個、バーチャル4個 (あわせて2.5%)といったところである。これが鴨居を中心とする((笑) 港北ニュータウンから関内あたりまでを入れたいから) 16km四方148個中だと、トラディショナル87%、マルチ6.8%、アンノウン6.0%である (しかもなんか私が自分でミステリ率を上げている気が……)。

名古屋(栄あたり中心16km四方)138個ではトラディショナル88%、マルチ2.9%、アンノウン8.0%である。大都市としてはマルチ率が低いが、私も名古屋をちょちょっと回った際にはパズルを2個ほど堪能させていただいた。ここにもミステリマニアがいるとみた。沖縄本島南部35km四方では334個中トラディショナル73%、マルチ13%、アンノウン13%である。本場ではどうかというと、L.A.ダウンタウン中心の8km四方174個では、トラディショナル81%、マルチ2.9%、アンノウン6.9%である。名古屋と傾向が似ている(笑)。

さて昨日と今日は、そういうわけで『溜まっているファイナル』を取り尽くした。この中にはパズル系だけではなく、パズル以外のクイズ系も含まれている。もともと徒歩キャッシャーであまり数をこなせないのに加えて、東京近辺は『溜まっているファイナル』が分散している。両日とも午後からハンティングを始めて日没まで、延べ8時間程度で合計10個ほどのクイズ系(マルチ・アンノウン・バーチャル)キャッシュを取った。また他に解きかけの問題の、次に進むポイントも3つほど訪れて座標なり値なりをげっとした。

あまり多くはないが(だってミステリが近接して置いてあることってないんだもん)、途中で通り道・近傍のシンプルなトラディショナルキャッシュもさらっていく。味が濃い漬物ばかり食べているとしょっぱくなるので、白いご飯をもしゃもしゃ、という感じで、精神的バランスを取らないといけない。ミステリばっかり訪れていたら死んでしまうかもしれない。

おかげさまで、近傍(都内山手線以西南~横浜)では12個のアンノウン(この中でパズル系は5個程度)、マルチ入れても50個を残すくらいまで取り尽したので、しばらくはパズルにハマって夜更かしすることもなさそうである。

ところで、自分で置いた中では20中 (まだまだ分母が少ないから有意といえないかもしれないが) マルチ2、アンノウン4 (この中でパズル系は2個程度) であるから、3割もがトラディショナルじゃないキャッシュである。こんなに変なキャッシュばかり置いていいの? と思うからか思わずか、『変なキャッシュ』を1個置くと罪滅ぼしのつもりか精神のバランスを取るためか、シンプルなトラディショナルキャッシュをぽんぽんぽーんと3個くらい置いている、ような気がする。そもそも『変なキャッシュ』(トラディショナルの中では妙な擬装工作系も含む) を置くようになったのは、どこか別のところにも書いた気がするが、タッパーにペンとノートを放り込んでどっかに隠しpublish!!、というのを初期の頃にやりすぎて飽きた、というのがある。もちろんその『どっか』が素晴らしい地であり、ジオキャッシャーを誘導して素晴らしい場所を紹介する、というのなら、達成感もあろう。

ただしこのようなことを書くと、まるで『何の変哲もない公園に置いた』『シンプルなトラディショナルキャッシュ』を私が批判、というか嫌っているように思われるかもしれないが、(上で昨日・今日の経緯にも書いたように) その種の『まるで白いご飯でももしゃもしゃ』みたいなのがないと、ジオキャッシングのスポーツ的側面では、フラストレーションが溜まりすぎてしまう。いうまでもなく、『シンプル(略)』『何の変哲(略)』なキャッシュだって、オーナーの皆さんは知恵を遣って隠し場所を選定し、少なからぬ時間的負担・経済的負担をしてコンテナを作成し、設置後はわが子のように可愛がっているのを、私もいくつか置いた経験からよくわかっている。だからこの種の『シン(略)』『何変(略)』キャッシュだって重要なキャッシュ社会の構成員なのだ (てかそっちのほうが数が多いけど)。

ところが、さいきんやり取りしたジオキャッシャーの中に、『ミステリ・マルチ専門』みたいな方がいらっしゃることに気づいた。『シ(略)』『何(略)』がいっこもない。うおー、そういうのも漢だぜ。

そして世界のタイプの傾向の続きであるが、シアトル・ブロードウェイ中心の8km四方257個では、トラディショナル52%、マルチ11%、アンノウン36%である。デンマーク・コペンハーゲンの湾口中心の8km四方343個中にいたっては、トラディショナルは44%、マルチ22%、アンノウン35%である。すげー、『?』ばっかりである。こんなにミステリ系とか置いていいんだ?(笑) というか、こういう地域では、ジオキャッシングというのは別の捉えられ方をされていそうである。『ジオキャッシング1時間につき前の晩に予習が2時間は必要』とかね(笑)。また、シアトルなんかは古いキャッシュも多いので、私の初期の頃に(略)疲れた、みたいな現象が、地域のジオキャッシャー全体にあったりするかもしれない。いずれにせよビジターとしてこの辺の地に旅行に行ったら、単純に「わっしょいわっしょい」と数稼げそうなキャッシュが少なくて凹みそうである。

そうかー。じゃあ私ももっとがんばって変なキャッシュたくさん作りますから。横浜に『?』マークを増やしていいんですね(笑)。

追記

とか書いて数日後、brightkiteでミステリキャッシュが話題になっていた。はなしに便乗していたら、hiraponさんから愛知のミステリキャッシュリストをいただいてしまった。その数20以上。やはり多いみたい。ファイナルを取りに行くのも大変だが、まだまだ眠れない日々が続く(泣笑)。

追記2

ドイツの親日家、Demon999さんが来日されて宴会が催されたので、そのついでに上記のことをきいてみた。ヨーロッパはミステリが多いみたいだけど? というと、ドイツでは都市にもよるが、すげーところではトラディショナル5割、マルチ2割、アンノウン3割なんて地方もあるよ、と (やっぱり)。予習が必要なの? ときくと、ミステリーの中には(彼の体験では)最大9ヶ月 (!!) も考えてわかった、というのがあるとか。うーん全然まだまだやっていいな (なにを)。


250/256/月間100達成

今月のはじめに200達成したばかりだというのに、もう250記念になってしまった。

250というのは中途半端な気もするが、Groundspeakの公式グッズの記念メダル (trackableになっている) では、100達成、その後250、500、1000、2000、3000とある。MS FSX (フライトシミュレータ) でも折々でアワードが出るのだが、なんとか (飛行とか双発飛行とか) 250時間とか250空港着陸のアワードがある。いってみればこれは1000おきに祝うようなことがらの、初心者時代の1/10・1/4・1/2達成での記念、ということなのだろう。10円玉の上が50円玉な日本ではあまりピンと来ないが、クォーター文化である。

この記念メダルは、達成したひとへのプレゼントになったり、達成したのを記念してtrackableを放流する、という趣旨のものである。日本からGroundspeakモノその他を個人で購入できる先をやっとみつけたので、100、あと先走って250、500、1000の記念メダルを注文してみた。いまのところ放流する気はない (飽きたら放流するかも) から、純粋に『自分へのプレゼント』である (笑)。

例によって記念なので、記念になりそうなキャッシュを狙う (なんのこっちゃ)。ちょうど横浜にイニシャルがありながらファイナルが結構遠くていけていなかった、GCでも航空関係でもお世話になっているstrikeeagl師匠のIFRを狙うことにする。というのは、上述したDemon999さんの歓迎パーティーが近所であったからである。

ところで計算機屋さんだと、250より256のほうがキリが良く感じる。上記の250記念の日は、(248から取り始めて) パーティーの前に (雨の中) 吉祥寺をうろうろするツアーが企画されていた。ちょっと時間が合わなくて飲み会直前に合流となったが、そこで取った『吉祥寺座標系』(このシリーズはいくつかあるが、大元である駅前のミステリキャッシュ) が#256となった。この日はこれでやめて飲み会に行くことにする。

さて月末近くなって、久々にcachestatの更新をしてみると、あと十いくつかで5月に取ったキャッシュが100になるではないか。実は5月のキャッシュハントは、あまり一日に数稼ごうと10km歩いたり、というのはないつもりであった。結構な確率で嫁との散歩が付属したり (まあたいていは途中で切り離してあと数稼ぎに走るんだけどね)、2つあった宴会系もあまり数を稼ぐという感じのツアーではなかった。さらに自分の中でテーマを設け、上記の『ミステリ・マルチのファイナル取り』『近所で未発見をじっくりさがす』などという取り方をしていた。実際、一日で最も取った日 (とはいっても13だからチャリキャッシャーや車キャッシャーの方々から見たら取るに足らない数だと思うが) は2月であった。やはり、ゴールデンウィークで一週間毎日ジオキャッシング、というのが効いていると思う (別にゴールデンウィークでなくても勤め前・後・昼休みキャッシングなど、自分の中で過熱しているのがわかるのだが(笑))。

まあ6月は仕事もやや忙しくなるし(?)、梅雨時はどうしても取りにくくなるし、ということで、100を達成しておくことにした。5月の月末の土日で12稼いで達成である。もっとも日曜は2つ取ればよいだけだったので、比較的近場で残っているのを2つ巡った。5月100番目は、Demon999さんのDSTYであった。

帰ってログを着けていると、なんとDemon999さんもこの日私のキャッシュを取っていたようで、偶然だね、ということで先方もびっくりしていた。

さてこのペースで1000とか達成しようと思ったら年内にも達してしまうようなのだが、先にも書いたとおり連休スペシャルなペースなので、まあムリだろう(? わかんないけどね)。それから現時点で最大の問題は自転車購入である。折りたたみ自転車を買って電車で移動→チャリキャッシング、というのが首都圏でのGBな方々のスタイルである。じっさい、電車は移動は速いのだが、その先で徒歩というと一日に取れる数に限界がある。さらに言えば、最近まで私は折りたたみ自転車を日本の電車に載せることができる、というのを知らなかった (どっかにも書いたが、台北MRTなど畳まずとも乗れるし自転車でホームに行ける駅など明示がある)。

ということで折りたたみ自転車を購入した上で、さらにさらに加速してしまうかもしれない予感がする今日この頃であった。