Wow:gc:2010-1
出典: Tariki
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ジオキャッシング @2010年1月
ここからはほぼリアルタイムになるので日記的。
正月: 秋田のキャッシュ探し
帰省したおりに旧友のSことocavisをこの道に引っ張り込む。彼とはハイテクガジェットからクラシックカメラまでハマるツボが一致しているので、この遊びを気に入ってくれるだろうと思った。なにより男鹿半島の地質に詳しいので、アースキャッシュ設置も時間の問題化と(笑)。ジオキャッシュという名前だけ伝えると、さっそく予習は完璧にしてきてくれた。
当初は徒歩で回れる市内中心部の4箇所だけをもくろんでいたが、彼が車を出してくれたので1日の午後だけで8つも回ることに。初トライの秋田駅裏で敗北、さらに先週公園で敗北して「雪の中に埋まってるんじゃねーの?」。ちなみに大晦日あたりからドカ雪が降り(もちろん気温は0度前後)、本当はとてもキャッシュ探しという天候ではなかったのだが。
大町で発見、向かいのピザ & パスタ屋で昼飯を食いながらゆっくりキャッシュを検分。ちなみにここのピザは美味しかったー。秋田市でいちばん美味いくらいじゃないだろうか (知らないけど。秋田は平均的に食材が良いのでイタリア料理のレベルが高い)。
次なる赤レンガで敗北、ここから足を伸ばして新屋『ももさだガエル』で敗北(風車がすごかったー)、もうひとつの風車は横目で見てパス、市立体育館で敗北。横の公園は雪中登山の趣きあり、遭難しそうで(するわけないけど)とてもキャッシュ探し気分ではない。
最後のセリオンは面白かった。いままで最高標高(? かな。地上高からのギャップが面白い)、それまで見た中で最も小さいキャッシュケース(しかも自作)で、取り付けがまるでそこにあって自然であるかのよう。
その日は気分よく実家で飲みました。
ほどなくして秋田空港から戻る折、早めに空港に行って空港前の展望台(ちょっと前にできた。存在は知っていた)のキャッシュを探すことに。……まー無理ですわな。そんな雪の中の公園に行く奴ぁいない。おそらく公園自体、私が2010年初のビジターだったのではないでしょうか。やや小高い丘の上にあるのだが、そもそもわずか100mくらいの階段が雪に埋まって坂道状態。遭難しそうになりながら、一応展望台まで上る。チェックインまで済ませて、嫁を空港に待たせていたので、ほんとに遭難、てか何らかの原因で動けなくなったりしたら捜索隊が来るだろうな、とか脳裏をよぎる。100mくらいの公園の階段でですよ(笑)。
暗闇で、しかもまあ展望台の施設の床から40cmくらいまでは雪の中、という条件でキャッシュは見つかるわけなかったが、乗るJAL機が轟音と共に雪の中を降りてきたのが美しかった。空港も美しい。この景色を見た、ということを今日の宝、つーよりジオ悔し紛れとして家に帰る。
後日談。(空港のエピソードよりは前だが) 私のログを見て、秋田の一連のキャッシュ設置者のtuck & greenさんよりメッセージが届く。ocavisくんと探した8個(2勝6敗!!)のキャッシュは、一個を除いてすべて行きに埋まると思えない高さにあるとのこと。まーそこに雪が積もっているかもしれないけどね、と。
ううむ、単なるサーチ能力不足か。まあいい。どっちかというと寒中に長時間立っていることができない、というのが主に敗北の原因なんだから。春になったらまた探しに行こうっと。
ちなみに実家には年に2~3回は帰るので、自分でもキャッシュを設置すべく(主に駅東方面)、下見などもしたのでした。
1月中旬: 初のキャッシュ設置
1月に帰省から戻ってからというもの、キャッシュ設置の準備は着々と進めてきた。というか、ここ2ヶ月くらいはそういう目で他人が設置したキャッシュを観察したり、秋田でも置くとしたらどこにどの大きさ、というのを測ったりしていた。帰省の前からプランを練っていた近所の公園2つについてはもう、いろいろ容器を準備したり中の記述を準備したりしていた。だから100円ショップで買い込んだいろいろな材料なんかも、もう大袋いっぱいに溜まって、これでキャッシュは10個は作れるんじゃないか、と思っているある日、突然ひらめいたことがあった。
私が住んでいる妙蓮寺・菊名あたりは、稲毛道という古道沿いである。というかこのあたりが好きで、学生時代に一人暮らしをはじめてからかれこれ25年もこのあたりに住んでいる。どうせなら、稲毛道をテーマにシリーズキャッシュを置いてみたらどうだろうか。
そういう目で見ると、準備していた公園2つも完全にこの街道沿いに属する。たくさんのひとに紹介したい場所、観光地ではないが良い場所というのはいろいろある。うーん自己満足かも。
でもいままで(私の浅い経験で)回った中にも、別にふつーの住宅街・公園、失礼を承知で言わせてもらえば「えっ何でこんなつまんねー普通の場所ににキャッシュが?」という場所(ジオトラッシュというんだそうだ)があった。そんな場所でも、設置者には思い入れ、例えば『ここで1989年、はじめて女の子とキスしました』みたいな (爆笑) があったとしても不思議ではない、尊重しよう。
まあそんなのよりは一応、神奈川の知られた(?)古道だから、現代では多少つまらなくても言い訳はつく。
- 稲毛道シリーズを開始するにあたってまず作った地図 (Google Maps公開マイマップ)
何より、このあたりは横浜でもキャッシュが少ないのだ。ぽっかりと暗黒星雲のように菊名-片倉-横浜-鶴見あたりのエリアにキャッシュがない。ちょうど私の活動領域なのだ。
というわけで、記念すべき私の第一号キャッシュは菊名池公園に設置した。おそるおそるキャッシュの登録を行なうと、意外にすんなり(というかすばやく)査読を通る。
続いてすぐに第2号キャッシュは近所も近所のカーボン山に設置。ここは実は、様子見のために先に容器だけ置いてあったので、内容物を入れてシールなどをぺたぺた貼って登録。ところが翌日嫁をテストドライブに使ったら瞬殺された。のでその足で東急ハンズに行って『木にみえる』儀装グッズを買って早速メンテ。ちなみに嫁のはちょっとズル情報を教えてあげたので、ログブックには記入してあるけどFTFにはしてません(笑)。
ところで第一号キャッシュはもうひとつ、面白いエピソードを生んだ。設置翌日(平日だ)にいきなり、FTFされる。誰かな? と思ってログをみると、なんと設置前日に訪れた新設キャッシュの主、しかもお互いこれが初設置という(笑)。つまり、彼がはじめて設置したキャッシュを私が設置2日目(残念ながら3番目であった)に発見、翌日私がはじめて設置したキャッシュを彼がその次の日に発見、というなんとも不思議な出来事であった。
それから1週間の間(書いている今日がちょうど7日目にあたる)に、6個も設置。自分でもGSB (ジオキャッシュ設置バカ)か? と思うほどである。だって、ノートはいっぺんに何枚も作らないと面倒くさいし、100円ショップで買い込んだ素材がたくさんあるんだもん(笑) ←いや買い足してますけどさらに。
1月中旬: 大倉山梅園・鴨場(港北インター付近)・その他キャッシュ設置
上で述べた6つのキャッシュのうち4つは稲毛道シリーズ、それ以外はやや外れるのでシリーズから外してある。
こんなペースでキャッシュを設置しておまえ大丈夫か? といわれそうであるが、稲毛道の南半分のキャッシュ設置ポイント(それ以外の計画中の場所はすべて)は、前にも述べたように私の普段の行動範囲である。現在まですでに40くらいは設置できそうな場所を考えてあるが、そのうち20くらいはコンテナに刺身を入れたってメインテナンスできるくらい頻繁に通る場所なのである。
で、週末はちょっとごたごたしていたのだがその合間を縫って、大倉山梅園と港北インター付近にキャッシュを仕込んできた。この2つは上記の云いからすればやや、キャッシュのメンテがおろそかになりそうなところである。梅園は年に2、3度は行くし、港北インター付近というのはよくいくのだがやや家から遠い。
大倉山の設置場所がやや億劫なのは、ここ山を登って少し下りたような場所にあり、駅から歩くのが面倒なのだ。だから下見に行った日にいきなり設置してしまった。あせりもあった。4月並みに暖かい日が続いて、梅が狂い咲きを始めたらしい、というニュースをみたからである。この梅園は梅の時期に行ってもらわないと興ざめかもしれないので、『稲毛道』シリーズの中では優先して、慌てて設置したのだった。
また下見だけのつもりだったのにいきなり設置できたのには幸運もある。他の場所のキャッシュを作る材料を持ち歩いていたりする日々で、なおかつ置こうと思っていた場所にまさにぴったりの場所があったからである。この文章を書いている前日にこのキャッシュのFTFが出て、発見者のログにも書かれていたが、探す場所としては簡単であろう。ただ、ひとが多い公園だからマグられにくいことが大事だし、自分でもやや安易かと思ったが、大倉山梅園に来るまでだって結構大変だろうから、探すのは簡単にしといてあげよう、というのもあった。
港北インター付近というのは、前から気になる川と橋があった(橋は私と生年月まで一緒の同級生だ)。たまたま稲毛道関連で横浜の歴史を調べていたら、ここに鴨場なる面白い設備があった、というので、にわかにキャッシュを置く気になったのだ。またここ近辺は景色もよくなく面白い場所ではないが(そのむかしの逸話『鴨場』はともかくとして)、実は大規模家具屋と天然温泉ランドがあって、嫁と土曜の午後を過ごすというとかなりの確率で行ってしまう場所なのだ。
だからキャッシュの説明にもお勧め娯楽コース (特に嫁・子どもを連れてキャッシュハントするならお勧め) として書いておいたのだが、実際
- できれば新横浜で本屋(駅前の本屋は2Fが技術者向け書籍でいっぱい)とカメラ系電気屋(『ビックカメラ』)と輸入食材店(『Jupiter』)とコーヒー屋で時間を潰して
- 体力があればららぽーと(鴨居)でショッピング(『東急ハンズ』あと模型屋とか楽器屋・電気屋・本屋)をして
- さらにバスで『IKEA』(キャッシュポイント付近)にいってスウェーデン食材を買い込み(実は私はあまり北欧家具に興味がない)
- 『港北の湯』で温泉につかりビールとおつまみ、さらに1Fの酒量販店で珍しい酒を買って帰る
というのは、私の黄金の散歩コースなのである(キャッシュの説明はコマーシャリズムが入らないよう、また関係ない娯楽は削除してあるので、上記とちょっと異なる)。多分一ヶ月にいっぺんくらいはこのコース(ちなみにすべて行くと死にそうに疲れるので、いくつか省く)で散歩に行ってるとは思う(なんつー夫婦だ)。
キャッシュ設置当日も、(先日の大倉山の件があるので)あわよくばキャッシュを置ける材料と、タッパーを2つくらい持って温泉に行ったのだが、温泉前に下見をしたら30秒でよさそうな場所がみつかった(ということはここもそれほど捻っていない、いわゆる定番の場所ということになる)。だから温泉につかってそのあとビールを飲みながら、のうのうと居酒屋でキャッシュを製作して(笑)、帰り道で置いてきてしまったのだ。やっぱり見つけるひとも、温泉につかってビールを飲みながらのうのうとログを書いたりしてほしい。
あと2つのキャッシュについても書いておこう。
ひとつは稲毛道と関係なくて神奈川大学、職場のそば。オフセットキャッシュで『鳥居を見つける』という問題なのだが、思いもよらず(設置後に気づいた)引っ掛け問題になっていた(笑)。
もうひとつは大豆戸交差点のそばの港北区総合庁舎。ここは現代においてはジオトラッシュくさくて別に面白い場所でもない。置こうかどうしようか迷ったのだが、一応稲毛道の要所だし、なにより面白い隠し場所(難しいというわけではない。と思う)を見つけちゃったので。
1月下旬: 初マグられ
2個目に置いたカーボン山のキャッシュであるが、10日ばかりして気になるログが書き込まれていた。キャッシュは見つからず、近くに私の別のキャッシュに使われていたのと同じZiplocが落ちていた(報告主はその日に私のほかのキャッシュも巡ったことになる(笑))、というものだった。
実はこの数日前(つまり設置して2、3日)に、ケースの儀装を強化していた。まあいまならネタバレしてもよいから書いてしまうが、木のうろに隠したので木目シール、コルク材を蓋に貼ったりして、結構綺麗に儀装したのだった。
家からすぐなのでチェックしに行ってみると、どうやらキャッシュはレポートの通りマグられているようだった。ショック。何がショックかというと、私が2番目に置いたキャッシュであり、後からではあるが儀装も丁寧にしたからちょっと愛着があったのである。また設置して10日目でFTFしかされていなかったが (実はその前に嫁をテストドライブに使ってみたがカウントに入れていない。瞬殺されたので儀装を強化したわけだ)、実はその半月ほど前からタッパーだけ置いて、こういう場所ってマグられないものだろうか、などというテストを繰り返してみたからである。にしてもあからさまな場所すぎたかね。
しかしマグったのも子どもだと思うのだが、ふつーは書いてあることが読める年齢なら戻す程度の道徳心はあってほしいし、分からないなら親に報告すると思っていた。いやいまのゆとりにそんなことは期待できないか。拾ったものを着服する悪い子なんて、育ちが悪くて嫁も職もみつからなきゃいいのにー、などと見も知らぬ子どもを呪ってみたりして (笑)。いや本当に子どもかどうかもわからんけどさ。
ちなみにキャッシュを置いたとき第2・第3候補まで考えていた。だからすぐこの後再設置の準備をしている頃に、この公園は4月までの工事に入る(公園の半分以上がだ。これも予算消化のためか)という。だからログにはその旨書き込み(一時停止にし)、4月までお休みにすることにした。八重桜(5月の連休頃)が美しい公園なので、その頃までには再開したい。
1月下旬: 初FTF
FTF、つまり一番乗りというのはいままであまり意識したことはなかった。強いて言うと上述の私の初隠しをFTFしたひとの、初隠しをFTF取り損ねた(3番目だったかな?)ときに、ああ惜しいことをしたな、と思っただけである。
この市ヶ尾のキャッシュも、たまたまその近辺のあざみ野 (いや近辺っていうか? (笑)) に明日行こう、という夜に、乗り換え案内をみて近くのキャッシュをチェック(爆)していたら、今日設置されたというのが目に入っただけである。
果たして夕暮れ時に行ってみると、私が一番乗り。別にFTF賞とかなんか記念になるものが入っているとか期待していたわけではないですが、マイクロのコンテナに名前だけ書いて、ふーんこれがFTFねぇ、という感じであった。
ところで結構びっくりしたのは、私が同様の趣旨の近所の場所にキャッシュを設置しようと計画を練っていたことである(工事がまだ(これを書いているのは3月時点)完了していないので未設置。
1月下旬: 二本松(福島)でちょっとだけキャッシュ探し
1月下旬に祖母が亡くなった。葬儀は長男の叔父が住む福島で執り行う。葬儀参列のついでに何を不謹慎な、と思うかもしれないが、この二本松の駅前の公園にあるキャッシュにはちょっと行ってみたい理由があった。祖父祖母の代で最後まで存命であったわけだから私との付き合いも長い(?)し、このくらい許してくれるだろう、ということと、もう衰弱してから長く、私も含め親戚一同が時間の問題だと思っていたので、別段慌てたりとか、悲しみでGoogle Mapsが霞んで見えないぜ、ということはなかった。まあ参列者(全員身内)にはこの2時間ばかりの小ツアーに行ったことは伏せておきましたけども。
二本松というのは『智恵子抄』で有名な高村智恵子の生地である。このキャッシュは『千恵子抄』で『東京には(二本松から見る安達太良山の上の空に比べて)本当の空がないという』とうたわれたことをテーマとしている。そして祖母の名は智恵子であり、私の名前は太良である。だから本当の空を見てみたいと思った。
当日は時間もなかったのでタクシーでこの公園に上り、昼飯を食った後でキャッシュを探しながらまた駅前まで歩いて戻る、というコースを取った。
まあこの季節に訪れたのは失敗で、寒いばかりで、加えて天候もよくなかった。本当の空も曇ってはいた。キャッシュはちょっと探した末に見つかったが、そういう経緯で印象に残るキャッシュであった。
その他1月の印象に残ったキャッシュ
ポートサイド地区~みなとみらいへの橋の上
ここは昨年(2009年)夏、ブルーインパルスが横浜開港100周年で演技するとき、写真を撮るためのロケハンをして知った場所、まさにその場所である。キャッシュのほうが先にあったので(そのとき私のジオキャッシュ熱が再燃していれば)、写真撮りついでに探せたのにね。
ここだけではなく私は、横浜のキャッシュが隠されたポイントって結構「ああ、あそこか」という場所ばっかりなのである。と書くと『横浜の達人』みたいにきこえるかもしれませんが、これって写真を撮りながら散歩する (『新四国東国八十八箇所巡り』をしたことも手伝って) という従来の趣味と、ジオキャッシングで巡る場所が結構、一致している、ということである。このことからも、旅行先でわざわざジオキャッシングするのは『バカみたいなこと』ではなくて、地元のひとがよく知っている隠れた名所 (隠れていないことも) に到達する可能性が高いということではないかと思う。
