Tech:x02ht

出典: Tariki

目次

HTC X02HT

HTC X02HT
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HTC X02HT

NokiaのE70は、結局PDAとしては半端なまま、1年ほど使っていた。そんなある日、Softbankからはがきがやってきた。どーせ『たまったポイントで電話機を買い換えませんか?』というお誘いか、と読み捨てようとしたら、なんと、『あなたがお使いのV801SAはまもなく使えなくなります』というお知らせであった。これがらっきー(そう、らっきーなのだ)のはじまりである。


V801SA (どーせ使っていない) が使えなくなる日

SANYO V801SA
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SANYO V801SA
Nokia 7600
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Nokia 7600
Nokia E70/E60/E61
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Nokia E70/E60/E61

V801SAは、3Gの初代機であり、GSM/WCDMAのdualラジオがついており、SIMカード式になった初期の端末である。私はこれを、海外で使うために買ったのであるが、ほどなくしてSIMカードだけもぎとり(笑)、デザインがださださなV801SAは押入れにしまって、デザインがよく(ちょっとだけ)スマートフォンの(だけど使いにくい(笑))Nokiaの7600に挿して使っていたわけだ。

その後さらにNokiaのE70に買い換えたのだから、『V801SAをお使いの皆様へ』と言われても気が引けるのだが、この時点で買い換えないでおくと、まずSoftbankの囲い込み的サービス(S!とかY!なんちゃらとか。SMSやwebもどきのこと)が2008年から(V801SAで)使えなくなる、らしい。まあ囲い込みサービスは普段まったく使わないからよいのだが、Softbankのクローズドサービス(料金表示とか契約変更)にこのwebもどきが使われているため、まったく国産携帯電話を持っていないというのも不安がよぎる。実はX02HTでもwebもどきは利用できなかった。いまは『My Softbank』という通常のwebページから、昔の『My Vodafone』の料金表示とか全部利用できるらしい。

それから、これはSoftbank都合でサービスが受けられなくなるのだから、当然最新機種(使わないにしても)への買い替えにはSoftbankからお金が出る。どうやら指定機種なら無料で交換するという (しょぼいう売れ残りばかりだろう、と思っていたら、一応国際ローミングはすべてできるようだ。カメラなしなんていう気の利いた機種もあり、ちょっと食指が動いた)。それ以外の機種では、割引があるようだ。

ということで、国産の無料乗り換え対象機種でも一応もっておくか、と思ってカタログをみたら、X02HTがおいでおいでをしていたわけである。ひさびさに国産機種 (実は国産じゃなかった……が、Softbank純正の日本語化機種である) への乗り換え、かつ2代続けて親しんだSymbianとおさらばして、Genioで使っていたMobile Windows (WindowsCE)系への久々の里帰りである。

V801SA『終了』の理由

どういう都合で何のサービスが受けられなくなるかというと、どうやらSoftbankでは上記の『囲い込み』系サービスのシステムを変えたらしいのだ。つまり、日本の他の通信会社同様、Softbankでは自社のweb(もどき)サーバに構築したコンテンツを『携帯サイト』とかよんでいる。この『もどき』にはURLがなく、メニューのなんたらかんたら、で位置を特定する (他のインターネット上のほんものwebサーバにアクセスがあると、このサーバから取りに行ったりするわけだ)。メールも同様で、電子メールもどきシステムをS!とかなんとかいって提供している(ネット上のメールとはこのゲートウェイを介してやりとりするわけだ)。

他の世界中の各国では、普通のPCでの通信同様、携帯会社はアクセスポイントだけを提供する。メールサーバは別 (自分で普段使っているもの) に送り(SMTP)/受け(POP3/IMAP4) に行くだけである。webサーバは当然、携帯会社と関係ない世界中の他の多くのひとのもちものである。パケットが端末とAP間を飛び交い、以後はふつーのインターネット上のパケットとしてweb/メールサーバとの間をネットワークで行き来する。

したがって前者の『囲い込み系』がV801SAで使えなくなっても、私は(Nokiaの携帯で)後者のごくふつーのネットしか使っていないため、痛くも痒くもない、ということである。

ちなみに対象となったのは、3Gの初期の数機種だけで、これ以外は何をどうしたのか端末側を(?)アレコレしてなんとかなったらしい。V801SAでは、webもどき/メールもどきサーバの方で現在は何とかしているようだ。例えば私の端末はV801SAだというのが明らかだから、そこからアクセスがあったらこの臨時対処で臨んでいるらしい。この臨時対処も2007年末をもって終了する、ということらしい。したがって、端末を買い換えた(新しいwebもどき/メールもどきシステムに対応した)端末では間に『臨時対処』がはさまるとなんか問題があるらしく(なんか、とからしく、ばかりで申し訳ないが)、これらの機種対応臨時デスク(そんなのまであるのだ)にTELしたら、新しい端末を使い始めるときもう一回お電話くださいね、といわれた。

X02HTでの囲い込みサービス

実はこの項はよくわからないで(サービスを使ってみないで)書いている。

X02HTは後述するように『囲い込みサービス』がない外国の生まれだ。したがって、囲い込みサービスは、Mobile Windowsのアプリケーションソフトとしての囲い込みクライアントで実現することになる。

これまたよくわからないが、いくつかの囲い込みサービスは (上述したように) Softbankからの料金通知などのために使っているので、そういうアプリケーションが動かないと困る局面もあるのだろう。まあそのうち『マイSoftbank』とかいうこのサービスも一回くらい使ってみるか。

ただしこれ、読みたくもないときに(取りに行かなくても)即着信してしまうおかしな『メールもどき』の仕掛け (おそらく端末のポーリング時にメールもどきの着信ステータスを送るなどしているのだろう) のせいか、話によると電池のもちが悪くなるらしい。

まあ使う気がないのでどーでもいいが。

(追記) 前述のように、囲い込みサービス用クライアントはメール系のS!なんとかだけで、web系のY!なんとかはX02HTでは使えない。

相変わらずあきれた料金体系

携帯電話のパケット通信は高い。非常識に高い。

買い替えの際に料金プランも見直そうと思った。最近では非常識な金額も改められているかな? そう思ったが、ぜんぜん改められていなかった。

つまりwebページというのは何KBくらいあるか、1バイトいくらにつくのか計算ができないユーザが多いのか、それをいいことに、128オクテット (バイト) 1パケットあたり0.2円 (つまり1KBあたり1~2円)という非常識な値段設定をしている。この料金体系でふつーのwebページにアクセスに行くと、今日びのwebページなんざバナーばりばりflush全開、で、なんでもない1ページが100KBなんていうのは普通である。Softbank mobileのトップページが140KBくらいだ。下手したら1MBくらいいってしまうページも多い。

ってことはあんた、Softbankのトップを表示しただけで200円くらい、1MBくらいのきれいきれいなページを表示したら1500円も取られてしまうわけである。これがゆっくり表示されたら途中で止めもしようが、384Kbpsってことはずどーんと140KBのページが3秒くらいで表示されてしまい、200円取られるわけである (理想値ね)。1秒で384Kbitで48KBで375パケットで75円、時給27万円である。ビル・ゲイツも真っ青かもしれない (あくまで理想値だけど)。

どのくらいが適正かというと、3桁低い価格が適正であろうと思う。

すなわち上記の料金体系は、いまをさかのぼること20年前の、電電公社のDDX-Pに端を発している。 その料金体系のままで、速度が(当時300bpsとか1200bpsが普通であった)1000倍になっているのだから、ついついお金が1000倍払われてしまう、という仕組みである。端的にいって20年で1000倍の超インフレだ。

20年前の通信ならば、300bpsならば1秒に30バイト、1パケット送るのに4秒掛かってしまうので、(1パケットいくらか忘れたがSoftbankと同じ0.2円だったと仮定して)1万円分使うのにも20000秒 = 6時間掛かるわけだ。でも私は月に5万とか使ってしまって、当時学生だったので親に怒られた(笑)。送受信する内容も、マルチメディア化 (というより画像バリバリ) の時代がやってきて、1KBのテキストメッセージで用が足りたものが、1MBあっても写真数枚、となったのも一因である(こうみても3桁高い)。

一般の(こういう計算をしない)ユーザ、あるいは20年前を知らないユーザが、だまされてもなぜ文句を言わないか、というと、いわゆる青天井の制限である。Softbankでも8000円なりをパケット料金が超えた場合、あとは定額、という料金体系がある。だが、私のようにたまにしか使わない (だって1GB 0円の無線LANがあるんだもん(笑)) ユーザが、たまにバス停でバスの運行情報を見ようとして1ページ200円の情報がやってきて悲鳴を上げるわけである。

はっきりいって携帯電話に月に1万2千円(基本料と他の通話料と、天井金額の8000円を加えたらそのくらいになる)も払うのは異常である。社用で使っているならともかく、自腹でこんな金額を払っているひとって、他に趣味はないのか? と問い詰めたくなる(笑)。12000円もあったら居酒屋に彼女と2人で2回いけるし、スタジオなら6時間借りられるしビリヤードなら24時間くらい衝けるしちょっとした日帰り旅行だっていける。意味のない駄文(文章ともいえない)を知っているひとと頻繁にやり取りするために12000円払いたくない。6000円の飲み屋で2時間かけて2回喋れば愛も芽生えた上に腹いっぱいにもなるだろう。

最近SIMカードロックの問題とか、ナンバーポータブル(これは解決済み)で、日本の異常な (異常に無知で文句を言わないユーザを騙す) 囲い込みモデルが総務省指導で崩れようとしているが、やはり携帯会社がAPのみを提供し、ほんものwebサーバ/独立したメールサーバを使う、というモデルに移行するには、従量課金の料金が3桁低く、あるいは定額のリミットが1/4程度にならないと無理ではないかと思う。


これってPDAじゃん

そんなわけで買い替えは、結局素で7万円ちょっとの端末(まあ他の携帯端末・PDAをみても妥当な価格だろう)を2年間の縛り(要するに0%金利のローンで、返済は月々の電話代に加算する)で買えば、3万円ほどのキックバック (基本料の割引になる) がSoftbankからありユーザ負担は4万円ほどになるというシステムを使った。さらに今回の『Softbank都合』で1万円引き、長期使用割引(J-PHONE時代から8年も使っているのに、3年以上は同じらしい(涙))を駆使して、実質負担額1万円ちょっとで買い換えることとなった(笑)。

ローンなので一応審査があり、数日で届く。開けてみると、どっからどうみてもPDAである(笑)。これなら飛行機の中でoffline mode (HTCでは『フライトモード』と呼んでいる)で使ってもとがめられないだろう。ただしPDAとしてはGenioに比べやや小ぶり(重さは半分くらいだろう)で、これに寄与しているのが小さい画面で (320 x 240でありこれはGenioと同じだ) タッチパネルでない、というあたりなのかもしれない。

やはり機体下部に「これでもか」と並んだフルキーは、PDAだったとしても圧巻、ってか気違い沙汰にみえる。うちの研究室のK林くんがPalmにでこぼこのあるシール(感圧画面のバーチャルキーボードをこれでリアルキーボードにできる仕掛けだ)を貼って使っていたのを思い出すが、やっぱりNokia E70といいX02HTといい、リアルキーボードだよね。バーチャルキーボードのGenioは不便だった。

(追記) これを書いた後 Nokia Japanのページを見たら、E61が日本語化されたらしい……。

肝心の押し心地であるが、E70に比べ(キーの一個一個が小さいためか)ややカタカタした印象がある。出っ張り感はE70よりあるので押しにくいというほどではないが隣につい指が滑る。

でもってPDA部分は、いわずもがなWindowsCE時代のそのままで

  • PCとsyncできてOutlookと住所録・スケジュール交換できる(これはNokiaでもまったく遜色なし)
  • 音楽が聴けたり画像をみたり(使わないけど画像も撮れたり)
  • フリーソフトをダウンロードして使い勝手自体を拡張したり使いたいアプリケーションをインストールしたり
  • 拡張デバイスで(プログラム領域以外)ストレージを増やせたり(ただしmicro SDというのは笑った。E70のmini SDでもかなり笑ったのに、このままでは超ウルトラスーパーキングミクロSDとかになるのも時間の問題だ)

つー感じである。

すげーぜHTC

このPDA、実によくできている。

まず充電だが、専用ACアダプタとか変な形の充電コードは必要なく、ミニUSBで充電できる (ちなみにNokiaもふつー(? サイズはふつーかどうか知らんが)の2極のDCプラグだ)。デジカメのふつーのミニUSBケーブルが使えるのだ。ちなみにこの端子はイヤホンマイク・ステレオヘッドホンの端子も兼ねているが、台形ではなく片側が台形・片側が長方形の形をしている。つまり大は小を兼ね、ミニUSBはふつーに刺さるのだが、ヘッドホン系を接続するときはこの拡張された(長方形側の)端子を使う……ようなのだが、まさか1ピン拡張しただけでアナログ系の信号を3つも増やせないよねえ。ともあれ、アナログ出力とUSBを兼用したいがために独自規格のケーブル (よくなくす) を採用しているコンデジメーカには見習ってほしい。

とにかくPCにはactive syncのためにしょっちゅうUSBで接続するわけで、いつの間にか充電されてしまっているのだ。付属のACアダプタなんてただのUSB ACアダプタである(ただし出力がミニUSBのは初めてである)。こうなると、(音質は糞だと思うが) 携帯PDAで音楽を聴いてもよいかな、とちょっと思えてくる。いままでは、肝心の通話・webブラウジング・スケジュールや住所録をみたいときに電池切れ、というのはアホみたいなので、音楽プレーヤは別に持ち歩く主義だった。

あと実用性はともかく(ってか使いにくい)、横のスクロールバー兼音量バーが、ただ触ってなぞるだけの『JOGGER』というデバイスである。何で使いにくいかというとうっかり触ってしまうからだが、ややハイテクなのには萌える。

カメラも1600×1200画素くらいあって、まあレンズとCCDがアレだから (しかもシャッター速度は速くてもラインスキャン速度が遅いので、高速シャッターで動くものを撮ると被写体の形がゆがむ(笑))、写真は撮れないのだが、文書や白板のメモ程度には解像度が高いのはありがたい。

で、この気になるHTCなるメーカはどこの会社なのか。最初の印象ではNokia E71の単なるぱくりにしかみえなかったし、アヤシイ日本のハイテク中小企業なのかもしれない。と思い、検索してみて愕然とした。漢字で書くと宏達電子である。よく知っているメーカであった。台湾の企業は国内では漢字名、その他諸外国では英名なのだが(ASUSとかGIGABYTEなどもそうである)、超有名で、台湾に行くとPDAやGPSのすげー製品を作っている。しかもCPUは (アーキテクチャがわからなくて苦労した。何のことはないARM互換である) 韓国製、いやはや。全然日本製でも何でもなかった。

日本の携帯も変なビジネスモデルにどっぷり遣っているうちに、というかユトラーの影響が徐々に出てきてエンジニアリング自体がもうダメなのかもしれないが、すごい遅れを取ったものである。

カスタマイズ

ややこの項は自分メモ。

  • バックライト輝度コントロール: BackLightToggle
  • ランチャ: KTPocketLaunce2でカメラボタンはランチャに
  • フリーソフト
    • 動画(mobatube含む): TCPMP
    • CE時代から狂っていたゲーム (てかX11の)・MilleBornes: SmartMilleBornes、あとX02HT用フリーセル(これよくできている)
    • 時刻: SmartTimeSync (ただしおうちntpサーバを同期先に指定できない)
    • 地図: いわずとしれたgoogle map (しかしこれねー。地図みたいときって大抵wlan不可だし、3Gでajaxばきばき動かしてたらいくらかかるかわからんし)
  • レジストリと環境:
    参考: http://www.umawo.com/blog/2007/10/x02ht_4.htmlhttp://htc-tornado.seesaa.net/article/59772881.htmlhttp://www41.atwiki.jp/x02ht_matome/pages/16.html
    レジストリいじり: regeditSTG2
    • ClearType有効
    • IEのhome pageをgoogleに
    • スクロール高速化
    • セキュリティーロック解除 (他のアプリケーションのいくつかのため)
    • フォントキャッシュ、ディスクキャッシュ
    • HS接続表示
  • 音関係
    • 着信音 (成田空港よびだし音とかpull up! とか(笑))
    • カメラ音を上品なものに変更

電話としていかがなのか

でもって所感の〆で是非書いておきたいのは、携帯電話の機能はいかに、ということである。

このPDA、電話の機能ははっきりいっておまけである(笑)。使いにくい。ただでさえダイアルのための10キーが『ぷちぷちキーボード』のうちの10個(早い話がFnを押しながら打つ数字キー)である。しかも並び順が電話並びではない(確かこれJISで定められていたと思うのだが)。E70では、カバー閉じ時には通常の電話の10キーもあったわけで(カバーがあるからできる技だしそれだけ機構も複雑になるのだが)、このへんで『PDAつき電話』なのか『電話つきPDA』なのかキャラクタが分かれると思う。

ふつーにダイヤルを回して電話を掛けようとしたら電話帳の検索に入ったっきり発信ができなくなったりだとか、着信はどうしたらよいのかわからなかったりとか、うっかり無線LANを優先しようとして3Gラジオ機能をoffしていて『電源が入っていないか、電波の届かないところにい』たりとか。おそらく強盗に遭って110番が必要なとき、この電話では殺されてしまう(笑)。

まあ携帯電話とPDAを2台持ち歩かなくてよくなっただけよしとするか(Nokia時代もそうだったんだけどねー、こっちはPDAが不便だった分はっきり『電話機』だったし)。

3G通信はどーするの?

上記で書いていた、V801SAユーザのホスト機能をどうにかする切り替え作業であるが、X02HTが届いて1週間にもなろうという今日まで放置していた。

実は昨日まで気づかなかったのだが (Softbankがきいたら悲しむと思うが)、一週間でさんざ使い倒したX02HTの通信とソフトのインストールなどは、PCからUSB接続でと、あと無線LANばっかりだったのだ。3Gのパケットは1パケットも出し入れしていない(笑)。

これじゃ無線LANが使えないところでは困るかな、と思って、一応3Gの設定をしておこうと思った(まあ『囲い込みサービス』は使わないとしても)。

で半日くらい悩んだが、どう設定をいじっても接続して(アンテナマークに3G表示が出る)『あちらからの接続が切られました』みたいな表示がなされ、ふつーのwebページがみられない。はたと思い当たったのが、AP側にV801SA臨時対処パッチがあたっているのでは、ということだった (まあ上記のようにAPというより『囲い込み』webもどき/メールもどきサーバのパッチのようなのだが)。

さっそく『臨時デスク』に電話をして、V801SA臨時パッチをはずしてもらった。15分程度したらrebootしてくださいとのこと。rebootしてみたが、まだ接続できない。

結局、半日いろいろ試しているときに過去のAP接続(『*7300』とか『*99#』に掛けてPCから携帯経由でパケット通信するアレ)を作って、それが選ばれていたのがまずかったみたい。APの臨時パッチをはずした後で、購入直後にX02HTに仕込んであったAP (『open.softbank.ne.jp』)をWAP接続先に強制的に指定して(『setup』→『Menu』→『Advanced』→『WAP connection』)解決した。うちのマンションの屋上にはSoftbankのアンテナがあるのだが(共益費にSoftbankから収入がある(笑))、見事うちの屋上アンテナはハイレート(384K)通信らしく、パッチを当てておいたのでアンテナマークの位置に『3G』ではなく『H』表示が出た。

ま、このままの料金体系ならあまり使わないけどね(笑)。


アクセサリ天国

ちょっと使い込んで、使えるとわかったのでさまざま投資しはじめた。以下、アクセサリの側面から。

ストラップ

私は絶対ストラップ主義者だ。といっても、ちゃらんちゃらん変なおもちゃを付けるのは趣味ではない。これは日本人なら根付にルーツがあるとかいわれれば深いのだが、せっかく携帯開発技術者が1gを削ったのにやたら重くしてどうするのか。

そうではなくて、落下防止のためである。カメラのようにハンド(あるいはネック)ストラップを通し使用中に落下防止をしないのは、その精密機械がいつ落下して壊れても大したことないと思っている証拠である(つまりおもちゃである)。スケジュールを預けているPDAが(あるいは旅の楽しい思い出を撮っているデジカメが、でもよいが) 一瞬にしてぱぁになる、という想像力が働かないものか、ストラップを付けずに精密機器を使っている奴は。

携帯電話・PDA系には私のお気に入りは、カールコード(片方はベルトやウェストポーチに結合しておく)である。胸ポケットやウェストポーチに入れているときには、ハンドストラップは落下防止の役に立たない(かがむとよく落とす。そのときぶらんぶらんとぶら下がって落下は免れるわけである)。途中につまむと外れるジョイントがあるとなおよい。ストラップなしで使いたいとき(通話時など)は簡単に外せる。

X02HTは、買った当初はストラップ穴がないものと思っていた。Nokia E70のように、精密ドリルで機能に支障ないところ(電池蓋とか)に穴あけしないとダメかと思っていた。ところが、とあるwebをみていたら、マイク下の穴がそうであるというネタを発見した(ストラップ穴くさいとは思っていたが深追いしていなかった)。Softbankは認めていないらしい。IBMのウルトラマンPCの隠し穴と同様である。強度などが基準を満たしていないのだろう。

早速電池蓋を開けて、件の穴の裏側の白ゴムをとってみる。すると、穴から入れたストラップを柱に回し掛けるようになっている。また白ゴムで塞ぐと外れない。また別のwebでは、この『柱』をマイクではないか、などと書いているのを見掛けたが、どう考えてもマイクがこんな形をしてこんな向きに付いているものか(爆笑)。

で、Nokia E70で使っていたカールコード式のストラップ(のジョイントで外れる小片の方)を通すとともに、ついでにハンドストラップも付けてみた。これ、結構持ち歩いて電子手帳的に使っているときに落としそうな気がするのだ。2つのストラップが通っていることになるが、ハンドストラップは指3本くらいしか入らない小さいもので、カールコードのほうを外すと小片も別に邪魔にならない。デュアルモード携帯にふさわしくデュアルストラップを装着することとなった。

ちなみにハンドストラップのほうは、航空自衛隊浜松基地で買ったBlue Impulseの特製ストラップで、メダルが付いていたのだが、お互いを傷つけそうなので (メダルは本体を傷つけそうだし、持ち歩くとメダルが汚くなりそうだし) メダルは外した。ストラップ自体は、戦闘機の飛行前に除去するパーツについている『REMOVE BEFORE FLIGHT』タグを模したものである。まるで『このストラップが外れるときはflightする (飛んでいく) とき』といってるようで、ちょっとブラックである(笑)。

ディスプレイ保護シール

シールは買って1週間ほどで、電気屋でみつけた。最新機種でもすぐに合わせたシールが売っている。すごいことだ。300円ほど(高い! がカッティングの手間を考えれば割安か)。これがまた位置合わせ補助シールとかクリーニング布片などがついていて、なかなか気が利いた商品ではあるが、こういうのを付加価値商売というのだろう。

ちなみにカメラ(使わないけど(笑))の保護シールも付属していて、一応使いたいときに傷でも付いていたら嫌かなあ、と思い、そっちも貼っておいた(一応テストしてみて解像感には影響ないようである)。まあシールだって傷が付くわけで、傷が付いたら張り替えられるかどうか、という問題なのだが。

さてさて、私はこの手のシール(カメラの液晶保護なども)は、視認性が悪くなるようであれば使わない主義である。『ひとに覗き込まれない』(視野角によって輝度が変わる)シールなど論外である。観られたら困るところで観られたら困るようなメールなど書くなっつーの。カメラのディスプレイなどはせっかく無反射コーティングしてあるのに、シールを貼ったらぎらぎらびかびかに反射するようになる、などという意味のない商品もある。X02HTのディスプレイは無反射コーティングしていないようだし、一応貼ってみたら見掛けは変わらなかったのでOKである。

また、Genio時代はこのシールは必須であった。スタイラス (ってか私の場合、爪) でタッチパネルをがりがりやるので、1年ほどで貼り替える必要があった。ところがこのMobile Windows機は、(珍しい)タッチパネルなしモデルなので、ディスプレイの硬度もそれなりに硬く作ってあるようだ。最初の1週間くらいはシールなしで(ただしウェストポーチの中など工具(爆笑)と擦れたりするので付属ソフトケースに入れ)使ったが、擦り傷ひとつ付かなかった。

そんなわけでまあシールを貼りっぱなしにしているのは保険みたいなものだが、携帯端末は寿命が短いので、このシールも何枚か買いだめしておいたほうがよいかなあ。

ケース

実はシールやストラップなどは、(当然のことながら)まずはSoftbankのオンラインショップで探してはみた(なかった)。そこで気になったのが、ベルト通しタイプのポーチである。

私はPDA・携帯はウェストポーチに入れているか(腹に振動が来るので着信もすぐわかる)、X02HTは小型なので胸ポケットに入れるようになった。上述のようにそのままでは傷が付くので、付属のケースに入れてである。

この付属のケースは、いわゆる布を2枚張り合わせただけの口がとじない袋であるが、なかなか良いサイズである。胴回りもケースなしのときに比べ3cmくらいしか太らない。

着信がわからないとか取り出しにくいとかいう予見もできたので、結局別売のケースは買わず、(ストラップと)付属ケースで通すことにした。

イヤホンアダプタ

前記のように、PDAや携帯で音楽を聴く趣味はなかった。音楽を聴いていて電池が切れたらただのバカである(笑)。現在使っているMP3プレーヤ (SIGNEO) は、音質はゴミであるが、5cm x 3cm x 2cmくらいの小型で、携帯電話・PDAと別に持ち歩いても苦にならない。だが、これも(上述したように)ミニUSBでいつでも充電、という環境で克服できそうだ。

それから、通話用に優先のイヤホンマイクを使う趣味はもう10年前に失望(コードが絡むのだ)したし、コードが絡まないBlueToothのモノラルの通話用のイヤホンは別にもっている。これまた下手に電池が数百時間持つ割にいつのまにか電池がなくなっていて、充電の問題と、いつも装着しているわけではないので、結局着信時にウェストポーチをごそごそ、というのが嫌で、いつの間にか使わなくなってしまった。

ところが、X02HT付属のヘッドホンでちょろっと音楽を聴いてみて驚いた。これ、モノラルのイヤホンマイクだとばかり思っていたが、実はステレオで、音質はこれまたゴミであるが、思ったよりは悪くない。標準的なポータブルMP3プレーヤ程度のゴミ音質 (つまり屋外のノイズだらけの環境で気合を入れずに音楽を聞く程度にはよい)。着信があればイヤホンマイクに変身する。

付属ヘッドホンはあまりに音が悪い(それに私は左右の耳の穴の大きさが違うので大きめのインナーイヤホンは嫌だ)ので、イヤホンアダプタを購入することにした。Softbank onlineショップで2000円弱(高けー)。これでSIGNEOを別に持ち歩かなくても済む(っていうほど大きくないからあまりメリットはないのだが)。

願わくばこれがステレオでBlueToothだったらなあ。ってBlueToothのビットレートはまともに音楽聴けるほど高くなかったっけ。

追記: イヤホンアダプタがやってきた

上記訂正。イヤホンアダプタを使っていつも使いのヘッドホン(Panasonicの密閉型? インナーイヤホン: インナーイヤなのに耳穴の中に吸い付くようになっていて外音が遮断され、さらに私の左右の耳穴の大きさの違いにも対応するという優れもの)を挿してみたら、げ。これ、結構音良いじゃん。

再生はフリーソフトのTCPMPを使っているが、イコライザでちょっといじってやれば低音・高音の不足もなんとかなる。MP3のビットレートが低いので生じるうねりなんかはっきり聴こえる。専用機(R-09とか)ほどではないが、iP○dとかSIGNEOクラスのプレーヤのゴミのような音質に比べればはるかによい。

そこで思い出したのだがさらに上記訂正。私はGenio時代、よくPDAで音楽を聴いていたのだった。これまた音質が良かったからだ。もしかしてD/AがしっかりしているのはWindowsCE(系)機の伝統なのでは、とかね。まあ携帯やゴミプレーヤよりも、蓄電池に底力があるってことが直接の原因だと思います (※ リチウムイオン電池の場合、取れる電流は容量によって決まる)。

ただしこのイヤホンアダプタ、ちょっといただけないのがその体積である。コードのくせに体積があるのだよ(笑)。付属ヘッドホン(トークセット)は、ミニUSBコネクタが横に折れていて、しかもコードが細いので、それのヘッドホンがないバージョン、と勘違いして購入したのだが、イヤホンアダプタはミニUSBからぶっといコードが2本、それぞれがさらにミニUSBのメスとステレオヘッドホンジャックに分かれている。

この部分が、例えば胸ポケットに入れると極端に飛び出す。巻こうに巻けないくらい太いケーブルだし、だいたいケーブル自体の体積が、いままで使っていたSIGNEOのプレーヤと同じくらいあるじゃないか(笑)。音がよいとか音楽聴いている最中に通話ができるとかいう理由がなければ、別々にもって歩いたほうが便利である。

どうやらこのアダプタ、結構インテリジェントなようなのだ(ということは付属ヘッドホンもということになる)。どうしてミニUSBの端子を一個増やしたくらいでステレオの出力とマイク入力がサポートできるのかと思っていたが、どうやらこの拡張USB端子からはデジタルで出ているようなのだ。つまりD/A内蔵? ということになる。それが証拠に、このイヤホンアダプタからイヤホンを抜くと(イヤホンアダプタ自体をX02HT本体から抜くのではなく)、本体から音楽が出る (付属イヤホンは本体から抜くと本体から音が出る)。ただの分岐ケーブルではなく、インテリジェントな回路が内蔵されている証拠だ。ではここで問題です。イヤホンアダプタで分岐したミニUSBにさらに付属イヤホンをつないだらどうなるでしょうか。答は、挿せないんだけどね(イヤホンアダプタの端子は拡張ではない普通のミニUSBである)。

携帯には邪魔であっても、やはり部屋でヘッドホンで音楽を聴きながら充電もしつつActiveSyncでPCとやりとりしていると、USB端子がスルーしてくれるのはありがたい。

なお上記BlueToothでステレオ音楽が聴けるクラスというのは今はちゃんと定義されているんですね。プレーヤ(OS?)が対応していないので、X02HTでは使えないと思う。もちろんイヤホンアダプタ→BTヘッドホンに付属のトランスミッタと接続して、電話はX02HTから、音楽はトランスミッタから受ければ使えるだろうが、バカみたいなのでやらない(笑)。

予備電池

Nokiaの携帯電話を使っていて良かったのは、日本ではマイナーかもしれないが『世界のどメジャー』だったことだ。したがって、予備電池 (純正だよ) なぞeBayのオークションで一個500円とか卓上充電器つき一個1000円とかで手に入る。調子に乗って、E70用の予備電池は3つも (あと卓上充電器とアダプタも) 買ってしまった(寿命が来る前に買い換えてしまった)。

上述のように音楽を聴いても良いか、ともなると、しばらく母艦に接続しないでいて突然の電池切れが怖い。そうでなくても私は、携帯機器の予備電池は必ず一個持ち歩く主義だ。

そこでSoftbank onlineショップでLバッテリ購入。3500円ほど。劇高である。通常電池が3000円で1000mAhなのにL電池は3500円で1600mAhなので(そういう問題じゃないだろ)、ついついぽちっと押してしまった。

Lっていってもどうやって入るのだろう、と思っていたら、専用の裏蓋が付くらしい付いてなかった……orz (下記)。

さらに購入ボタンをぽちってしまった後で、2chで非純正バッテリが出回っていることを知った。そりゃ当たり前だ。HTCは(私が英名を知らなかっただけで)これまた世界のどメジャーモバイル機器メーカだ。しかも蓋が付属しているLバッテリの互換品まであるらしい。ただしL互換蓋は閉まりに問題があるらしい。ははは(泣)。酸っぱい葡萄ってやつですか。

追記: 裏蓋騒動

L電池が届いてみると、蓋は別売だそうだ(怒)。そもそもオンラインショップのL電池の項目に表示がなられていない上に、オンラインショップでは蓋だけ扱っていない。「どこで買えますか」質問メールのついでに、文句垂れてやった。翌日返事が来たのは親切だが、Softbankショップへ行けとのこと。

毎日通るSoftbankショップに行ってみると、まず在庫はありませんでした(在庫は期待していなかった)。取り寄せになるというが、お兄ちゃんが「私はこの機種に詳しくないのですが……」ってあんたの会社の製品でしょう(笑)。SoftbankショップがSoftbankの端末全機種のことを把握できなくなり、さらに置いてあるのは新規契約用の本体のみ、という状況では、この先オンラインショップも充実し、新規契約が増えなくなってくるのは明らかだろうから、Softbankショップの存在意義が疑わしくなってくる。

まあともあれ取り寄せを頼んだら、2、3日ですぐに来た。ところでショップではクレジットカード払い可能(オンラインショップは代引きで現金のみ)なんだから、最初からこっちで必要なものを取り寄せ→まとめ買いすりゃよかったかな。

L電池と蓋を着けてみると、やはりでっぱりが気になる。付属ソフトケースは余裕をもって作ってあり、頭から突っ込むのには支障がない。だが前記のようにイヤホンアダプタを使うときは正立状態で入れるので(ミニUSB端子がある頭に装着する: ケースの底部にも穴があるのだが、そこからケーブルを出すと電話に出るたびミニUSBを抜かないといけない)、それだと本体底部に着けたハンドストラップとコードストラップの取り付けプラスチック部品がやや邪魔になる。

さらに、予備電池はウェストポーチにでも突っ込んでおけばよいが、L電池が予備の場合は、かさばる裏蓋も一緒に持ち歩かなければならない。割ってしまいそうである (出張や、充電用のPCを持っていないときはL電池は充分有用だが)。やはり通常電池も予備買っておかないとダメかねえ。あるいは通常電池でもL裏蓋を装着しておいて、でっぱりにはおやつでも入れておくか。

micro SDカード

X02HTは、いろいろフリーソフトを入れまくったら、本体メモリの残りが20MBくらいしかない。MP3にして2曲分というところである。買った直後のアンケートで『購入の理由: (1)……、(4) 大容量メモリ○○MBだから』というのがあって、何かの間違いではないかと思った(笑)。

SDカードについては上記の通り、miniを通り越してmicroなる規格があるとはつゆ知らなんだが、2GBのを買っても3千円くらいとは、これまた通販ページを見てびっくりである。私は昔(仕事だが)85MBで給料1か月分というフラッシュメモリを買ったことがある。その後小型・大容量化されCFになり、SDが出て後はデジカメという一般人(gajet好きでないひと) のおもちゃに多く採用されて価格がバカみたいに下がり、さらにデジカメよりも2桁くらい良く売れているであろう携帯電話用のmicro SDが値段を引き下げた、という現実に、感無量である(笑)。

最初に注文したのが2GBだが150倍速というもので、これはアダプタが付いていなかった。やや注文してから時間が掛かるようなので、先にmicro→mini、micro→通常SDの2つのアダプタが付いたSunDiskのもの(512MB)を買ってしまった。余ったらアダプタに入れて普通のSDカードとして使えるのがいいよね。

有料のソフト

いまのところフリーソフトで満足しているが、そのうちいろいろなソフトを買っちまうだろう。

Windows Mobile系は、やたらシェアウェアが多い。それも『気に入ったら金払ってね』程度ではなく、ちゃんとクレジットカードも使える企業が売っていたりする。

気になっているのは、Rescoのfile explorerである。これはGenioのころに使っていて、なかなか便利だった。まあX02HTは本体メモリは結構Active Syncでいじったり、拡張部分はmicro SDカードで外れるのでアダプタ経由でいじればいいか、とも思っているが。

でもって、気に入ったので投資してしまった第1号は、Microsoftのソフトである。みなさまご存知のOutlook 2007(笑)。これ、スケジューラとしてはやっぱりよくできてるよね。気に喰わないのはメーラである。Outlookのメーラなんて一番使わない(危ないし使いにくいしIMAP4にろくに対応していないし)のに、定期的に立ち上がろうとする。そもそも私はOutlook以外のMS office suiteは使わない(笑)。そのうえスケジューラにメーラは要らない。まあnotifyはあったら便利なこともあるが、他のメーラを立ち上げて、とか司法省が命令してくれないもんだろうか(できたりして?)。

ちなみにGenioのころは、(古いバージョンだと思う)機能限定のOutlookが付いていて、余計な出費はしなくとも母艦でのスケジュール管理はできていた。今回X02HT付属のCD-ROMもOutlookとかなんとか書いてあったので早速母艦に装着したら、MicrosoftのOutlook 2007の試供品(2ヶ月無料)のダウンロードページが開くだけだったとさ。けち(笑)。この試供品はX02HTなぞ買わなくても誰でも(2ヶ月)無料で使えるもの。