Tech:pc:ksc:wlan

出典: Tariki

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WLANの乗せ替え (?)

SSD化のための組み立てと分解のときにも参考にしたこちらのページだが、ここでSCに元々付属するLANアダプタに替えて (?) (なぜ『?』かはこの先を読めば分かる) 装着しているのが、IntelのWireless WiFi Link 4965AGNという、mini PCI-e規格のカードである。

調べてみると、感度などなかなか良いようで評判が良い。早速乗せ替え (?) ることにした。

WLANがふたつ

ちなみに価格.comによくこんなパーツみたいな商品があるなあと思い、なんていう分類かと思ったら、『ホーム > パソコン > 無線LAN > 』の下で (当たり前でしたね)、よくみるBUFFALOのエアステーションなどと一緒に並んでいたので笑った。『マニア>PC>ラップトップPCの換装用パーツ』とかいう分類があるわけないしね(笑)。

早速、名古屋のお店から取り寄せてみると、すぐ届いた。分解も、前回さんざ行なっているので楽勝である。もう自分の組み立て用ではなく、記念写真的に何枚か写真を撮りつつ分解する。ネジも必要最小限しか外さず、ものの5分で換装は終了である。

と、外した元のWLANカードをみると。3Gうんちゃらと書いてあるではないか(笑)。

解説しよう。SCキーボード直下、5分で乗せ替え出来る位置には3Gの無線カードが入っている。3Gはもちろん使用するためにSIMカードが必要で、これを装着するのがメモリスロット (裏側の、ユーザ様が本来外してよい唯一のカバー) の隣にある。カバーの影に一部隠れているが、そこにある何やらmini PCI-eっぽい (フレームの下なのでよく確認しなかった。完全分解したときの記念写真を見返してもmini PCI-eかどうかわからない) カードが、WLANなのだった。両方ともにミニ同軸のアンテナが刺さっており、これは液晶部分へと導かれている。

上記ページの作者様に恨み言を言うわけではないが、そちらで刷り込まれ、なおかつSIMカードとの位置関係からてっきり『裏面(完全分解しないと出てこない)が3G』『表面(キーボードの真下)がWLAN』と勝手に思い込んでいた。

この改造により、SCは3GアダプタがなくWLANが2つ挿さったPCになってしまったことになる(笑)。実はラップトップに内蔵のWLANがFreeBSDで使えないと、PCMCIAなりUSBなりの無線アダプタを挿して使うことはあるわけで、まあWLANが2つあるPCってそれほど珍しくないのですが。

別に3Gは使っていないし使う気もない (そちらこそ契約の関係でB-mobileのUSB 3Gアダプタを使っているくらいだ) ので実害はない。早速評判の高感度とスピードを試してみることにした。

なおデバイスドライバはきちんとCD-ROMになって付いてきているので、換装前にダウンロードしておかなければいけないかと思ったが不必要だった。

4965AGNの性能と使い勝手

4965なんていうとどうも、千葉ら城あたりの暴走族がよろしくなんつってるのと紛らわしいのだが。

SCにもともと挿さっているWLANアダプタは、WinVistaの装置管理員でみるとRT73というものである。USB接続なんて書いてある。USBよりは仮にもPCI-eの名をいただいたバスを経由しているので速いだろうと思ったら、FTPバーストで

  • もとのRT: 545KBps
  • 4965: 508KBps

であった。10MB未満のファイルで計測したので、誤差の範囲で同じである。もしかして基地局とかFTPサーバ側の速度がボトルネックかもしれない。おもしろいので2つのアダプタをブリッジにして計測してみたら

  • RT + 4965ブリッジ: 477KBps

と同じか少し低下してしまった。1つの基地局に干渉しあってるんだから当たり前か。

さて使い勝手であるが、まずWinVistaからはどーもうまく、基地局の範囲に入ると自動接続してくれない。もっともこれは私がVistaの無線LANの設定を正しく理解していないからかもしれない。もともとRTのほうも、自動接続してくれないことがあって、タスクトレイのアイコンを右くりkslsk所lh偽s とかめんどくさいことをするのがイヤなので、基地局の範囲に入って自動認識してくれなければ本体前面のスイッチを無線オールオフ→オンにすると接続してくれていた。

4965のほうはさらに悪く、無線スイッチをオフ→オンにしても知らない顔をしているので、きちんとタスクトレ(略)をすると毎回SSIDとパスワードをきいてきやがる。と接続する。

おそらく、RTというデバイスがUSB経由の接続になっているのは、このスイッチでアダプタの電源を切ったり入れたりすると、活線挿抜したのと同じようにデバイスドライバが動いてくれるためではないだろうか。もちろん無線オールオフにした場合は3Gアダプタといえども死んでくれないと困る (航空機内などですぐに使えない) から、表面のmini PCI-eも電源が切れるではあろうが、電源が入ったときのシーケンスがプラグアンドプレイっぽくなっていないのかもしれない。

消費電力もわずかだろうが気になる。3GのモジュールなんてのはWLANに比べたらよっぽど大出力ではあるが、ふつーに採用される機器 (つまり電話) のことを考えたら、コネクトしていないときの節電はすごいはずだ。対するWLANのアダプタは、いつもそれなりの電力を喰っていると思う。

あと液晶ディスプレイ部分の内蔵アンテナでは、同じ周波数での干渉もしているだろう。 (裏のRTは念のためデバイスを停用にしたが、電波を出していないとは限らないし電源も切れないと思う) それもさることながら、もともと3GのためのアンテナにWLANを接続してしまって感度は出るのだろうか(笑)。そういえば4965には3つのアンテナ端子がある (多分ダイバシティ用) ので、あとで裏からほんもののWLANアンテナ線を回して、3Gのアンテナ線との間でダイバシティでもやってみるか (アンテナが2本並んでたりしたらダイバシティにならない)。

FreeBSDでの利用

表のコネクタがWLAN用ではなく3G用だと気づいても改造手術を進めたのは、5000円が惜しいからもとのRTがFreeBSD 7.1-Rで使えなかったためでもある。

RTも8-currentでは使えるかもしれないとかいう情報もあったが、4965は2008年の初めころのcurrentでiwn(5)として使えているようなので、先の7.1-Rでは使えるかも知れないということである。

といいつつまだ試していない。つづく。


もし今後、SSDの大容量化なんかの都合でまた最後までばらしたら (それから裏側のWLANの取り付け口がmini PCI-eだったら ←これはここまで書いてそうじゃないような気がしてきた)、裏側に4965を装着しちゃうかもしれません。そのことも含めて、この項まだまだ続く。