Tech:pc:intro

出典: Tariki

目次

PC: 私の小型PC遍歴

小型PC14周年(はんぱ)記念・歴代小型PC集合。全部ではないが各シリーズ最愛着機種。左上から時計回り(古い順)にLibretto 70、FIVA 103、VAIO U101、そして先日買った (FreeBSD設定中) 工人舎SC。
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小型PC14周年(はんぱ)記念・歴代小型PC集合。全部ではないが各シリーズ最愛着機種。左上から時計回り(古い順)にLibretto 70、FIVA 103、VAIO U101、そして先日買った (FreeBSD設定中) 工人舎SC。

小さいPCが好きだ。というか、私のラップトップ端末は常に、次の定義で述べる『小型PC』であった(現在のThinkPad X60はややこの定義から外れるが)。逆にこれ以外の『大きいけどラップトップ』というPCは、最近(1990年以降くらい)自分で所有したことがないということである。別の機会に述べるが、私が人生最初に購入した『パソコン型』(マイコン型ではない、フルキーとディスプレイ他がついた)コンピュータ、富士通FM16πは、ラップトップというにはいささか膝が潰れそうなPCであった。小型PCへのあこがれは、FM16πの反動かも知れぬ。


小型PCの条件

持ち運ぶとき苦にならず、軽い。能力は高くなくてよい(母艦とかサーバがあるから)。とにかく、いつでもどこでもそこにある、ということが重要である。

では、いつでもどこでもそこにあり仕事になるためには、どのような条件が必要か。これについてはただ小さければよいというものでもないので、私の基準をまとめてみた。

小さいこと

他の条件を満たしさえすれば、とにかく小さければ小さいほどよい。重量は大きさの3乗で減少する。ただし、小さいということはディスプレイが小さいということだ。

幅の比較。広角レンズでとったので若干、遠近法がついちゃっているが、右端を揃えて左端の差をFIVAの鉛直上から撮影している。いちばん幅が狭いのがVAIO U101とFIVA (ほとんどかわらない)、次に工人舎SC、もっとも横長なのがLibretto。
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幅の比較。広角レンズでとったので若干、遠近法がついちゃっているが、右端を揃えて左端の差をFIVAの鉛直上から撮影している。いちばん幅が狭いのがVAIO U101とFIVA (ほとんどかわらない)、次に工人舎SC、もっとも横長なのがLibretto。
最重要な胴回り(奥行き)の比較。背面を揃えて前端の差を工人舎SCの鉛直上から撮影している。やはり最スリムなのがLibretto、次にFIVA、VAIO U101、5mm差くらい(あまり違わないのが意外だった)で工人舎SCとなる。ただしU101は奥行きがフルに開くディスプレイ (縦768ドットである)だが、工人舎SCは奥行きの途中にヒンジがあるので奥行きをフルに画面高さに活かせていない (縦600ドット)。
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最重要な胴回り(奥行き)の比較。背面を揃えて前端の差を工人舎SCの鉛直上から撮影している。やはり最スリムなのがLibretto、次にFIVA、VAIO U101、5mm差くらい(あまり違わないのが意外だった)で工人舎SCとなる。ただしU101は奥行きがフルに開くディスプレイ (縦768ドットである)だが、工人舎SCは奥行きの途中にヒンジがあるので奥行きをフルに画面高さに活かせていない (縦600ドット)。
分かりにくいが厚みの比較。分かりにくいのも当然でほとんど違わない。VAIO U101が最薄で、FIVA、工人舎SC、Librettoと僅差で続く。
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分かりにくいが厚みの比較。分かりにくいのも当然でほとんど違わない。VAIO U101が最薄で、FIVA、工人舎SC、Librettoと僅差で続く。

私の小型PCの基準は、横幅は私の手のひらを拡げたときの親指から中指まで(つまり20cmくらい)、奥行きは私の手の平を拡げ親指で『L』を作ったときの『L』の角から人差し指先までの長さ(つまり15cmくらい)が限界なのである。後述するように、この範囲ならぎりぎりスーツやコートのポケットにも収まる。ただし最近 (2009年初頭) に買った工人舎SCはこの制約を超えてしまった。

私がいつも、R2-D2のように小型PCを使っているのをみて、いいですね、私も欲しいなあ、というひとがいるが、『小さいPCを使える能力がある』というのは、字が見えるか、それから少ないドット数のディスプレイ (ウィンドウズの場合は狭いデスクトップ) で仕事ができる能力があるか、ということによるのである。ここに気づいたひと (画素サイズが大きく画素数が多いディスプレイの方が楽にきまっている) は、たいてい『小型PC』にはまることを放棄してしまう。

ディスプレイが小さいということは、(1)表示ドット数が少ない (2)ドットサイズが小さい の2通りが考えられる。

(1)は要するに、大きいディスプレイでないとできない仕事は、他の移動しないPCで行なえばよいのである。ホテルで、電車で、トイレで、風呂で、海岸で (多少誇張あり)いつでもできなければいけないことというのは絞り込める。まさか出先のホテルでCADで図面を引いたり、電車内でAdobe RGB色域の超高精細度ディスプレイで写真を編集したりする必要はないのである。

少ないドット数のディスプレイで動くツールを選択する能力と、それを少ないドット数で使いこなす能力による、ということだ。外で使いたいツール、例えばwebブラウザやメーラを、例えば320x200ドットで利用できるか、というと、そのひとのPC使用能力 (だいたいWindows系OSで『ウィンドウを最大化』しないと仕事できないひとはダメである)、使うツールの選択 (本来ユーザの責任で選ぶアプリケーションを、ブラウザといえばIE、メーラといえばOutlookというMSのお仕着せしか使っていないひとは多分ダメだ)、それとツールのチューニングにもかかってくる。

液晶ドットサイズが小さい、というのは確かに視力によるものもある。最近私も細かいものを見るときの視力の衰えを感じる。だが基本が近視である私は、コンタクトレンズをずらしさえすれば(天然マクロレンズが目に付いているのと同じだ)、最短1cmくらいからよくみえる。

次に『PC初心者』が小さいPCについていけないのは、キーボードとポインタが扱えないからだ。この2つが小さいからどうこう、という意見は、単なる訓練不足、というか慣れを克服する努力をしないだけである。キー入力は練習しないとできるようにならない。Windows系OSについている『ソリテア』なるゲームは何のためにあると思っているのか。ポインタをスムーズに使える練習用ツールに他ならない (私は新しいポインタに手を出したら10時間はこれにはまることにしている(笑))。

そもそも、どんな良いキーボードを使っても、キー入力速度が200ストローク/分以下なのに「いやぁこれってキーピッチが小さいから誤入力が」とかほざかれても言い訳にしかきこえない。フルサイズのキーボードできちんとしたタッチタイピングができないのに小さいキーボードが扱えるわけがない。私は最初はタイプライター (ええ重いキーを2cmも垂下するあれですとも) で練習したからどんなキーボードでも打てるし、チック・コリアは基礎技術があるからKXでソロを取れるのである (なんのこっちゃ)。人間、慣れというのはすごくてASDFに3本指しか並ばないウルトラマンPCですら、タッチタイピングはできるのである。ただしその点VAIO TypeUは触感で起伏がないのでほんとにきつかった。

さて小さいことというのは、平面の物理サイズが小さいとか、まして薄いということでは絶対ない。小さな専用かばんや、かばんの空きスペースに入るかどうかは、胴回りによるものが大きいと思っている。つまり、キーボードの5tgb方向に巻尺を回して何センチあるか、ということである。小型PCはあまり薄型のものはないが、上記わたし基準の寸法を満たしていれば、だと、スーツやコートのポケットにも一応入る。型崩れするけどね。胴回りが小さければ薄くなくともPCは小さく感じられる。逆に薄くないほうが頑丈なので良い。最近薄型PCが流行らなくなったのは、液晶の故障が多いからだ。

ただしやはりこれに気づいたメーカは (たとえばVICTORの小型PC、2009年現在なら工人舎SCやSONY VAIO Pなど)、ディスプレイの縦方向を削って私に買え買えと迫ってくる(こないって)。だが後述するようにディスプレイの縦方向は長くないとダメだ。

IBM PC互換機であること

これは要するにPDAでないこと、ARMとかザウルスとかの、アプリケーション自作も難しいおもちゃOSでない、ということである。別にMacOSとかBeOSでもよいのだが、PPC搭載電子手帳とかA5版SPARCマシンとかは私が知る限り歴史上発売されたことはないので (そういや昔ラップトップのSPARCってのはあったなあ、何百万円で何kgだったんだろ)、PC互換機と限定しても良いだろう。

ちなみにPDAは長らく、『小型PC』と併用して使っていた。起動の遅さ、アプリケーションの豊かさなどの点で、あくまでもPCはPC、PDAはPDAである。両方を兼ね備えようとしてどっちとしても使えなかったVAIO TypeUの思想は間違っている。

だからPDAも嫌いではない。ザウルスにはじまり、Mobile Windows系、そして最近はSymbianといろいろ使ってきた (有名どころではシグマリオンとLinuxザウルスに手を出していないくらいである)。

IBM PC互換であるということは、次項で述べるFreeBSDが難なく動くということである(それ以外のOSでも動くものでは動くが、あまり実用に供するもので、特殊なOSに移植(パッチを当ててコンパイルしなおして……)という苦労はしたくない。その他のフリーソフト(Windowsでも)がふつうに使えないと、特に自分で環境を整備していく必要のある小型PCだからこそ、困ることになる。Palmだってwebブラウザくらいはあるし、ARMで動くFreeBSDはあるが、その上でEmacsで論文書いてTeXでタイプセットするわけにはいかない。実用環境が整うということも重要だ、ということである。

画面は4:3

要するに640x400ドット、1024x768ドットの流れ、ということである。理由は、写真を余白なしに表示できるからだ。

といってもこの基準は最近、私の中でしごくいい加減に流れ始めている。

ここ数年ばかりは、フィルムからのスキャン・加工を多くして作品を仕上げるようになってきたし、そうすると135フィルムのフォーマットというのは、4:3ではなく3:2であるので横長(上下に余白ができる)になってしまう。そもそも縦位置の写真なら左右に余白ができるではないか(笑)。それから、デスクトップ機のいくつかでは1280x1024のディスプレイを使っていたが、私はこれを長らく4:3だと信じていた(笑)。ある日4:3のはずの写真を観ていたら上下に余白がある。そこではじめて分数の計算をし直した、という次第。

したがって4:3信仰はもう、最近ではどうでもよくなってきている。

ただし横長のLCDを搭載したラップトップというのはどうにも好きになれぬ。アプリケーションのウィンドウ配置が4:3でなんとなく最適化されちゃってるんでしょうね。

横長ラップトップ(VICTORのとか)のウリは、『表計算ソフトが使いやすい』ことらしい。そりゃそうかもしれないが、これはやはり『限られた解像度を使いこなす能力』と関連あると思う。それがないひとほど横長の画面が好きだ。だいたい、640x480では横が足りないといって横だけ800ドットにしても、じゃあ801ドット以上必要な表はどうするのか、縦はいいんですか、とつっこみたくなる。そもそも書類をつくる(印刷する)ときはどうするのか(笑)。きっと寸詰まりで見にくい表しか作れないんだろうなあそういうのが好きなひとは。

2009年初頭に買った工人舎SCは (1024 x 600)、ついにこの制約を破ってしまった (なんか次々じぶん規約を破りまくってるなあ)。まあハイビジョン時代だし、私もAVCHDカメラを振り回して、16:9のフレーミングにやっと慣れた。と思ったら、VGAドライバしかないWindows7とFreeBSDで表示が異常 (アスペクト比が1でない) になってしまった。Windows7の起動時の丸は楕円だし、デーモン君がでぶ(笑)。表示設定が狂った16:9テレビで4:3放送を観ているみたいで、気持ち悪くて使えぬ。

FreeBSDが動く/dual bootできる

これもどうでもいいっちゃあいい。IBM PC互換機なら大抵のマシンでFreeBSDは動く。

もちろん、動かすための苦労度というのは、パーツが交換できないラップトップだからこそ大違いだ。例えばインストーラ(昔フロッピ今CD)で素直にbootできるか、あたりの致命的な事項から、Xが設定できるか、音が出るか、パワーマネジメントは、周辺装置がどのくらい使えるか、というような『ダメなら特定の機能は切っても構わない』というレベルまである。

だがいままで私がハマった小型PCでは、すべてdual bootのFreeBSDが動いている。これはひとえに、日本のFreeBSDチームが小型PCを私同様愛しているからだ(笑)。実際、FreeBSD PAOというラップトップPCでよりよく動くようにしようというチームがあった。

ただし私が選んだ小型PCは、後から考えるとかなりハズレの連続であったように思える。例えばこれを書いている2007年時点で主力機としているIBM ThinkPad X60では、最新のFreeBSD-6.2RのCDからbootしていない(PXE bootしてカーネルを書き換えた)し、ラップトップの小型PCでおよそFreeBSDで音を出したのは最後がいつだっただろう、というくらいである。

ハイバネがBIOS

これは前項がらみ、FreeBSDでいかに仕事中断が軽やかにできるか、ということである。

小型PCの身上は細切れの時間を活用できることである。起動時間にも影響することだが、なによりいちいちshutdownしてboot、では、仕事のノリが分断されてしまう。ウィンドウを閉じてアプリケーションも終了、shellも流れが中断、と、睡眠なり冬眠→そのままの配置・状態で起床、というのでは大違いだ。

CASSIOPEA FIVAあたりまでは必須要件だったのだが、そもそもハイバネーションがWindowsでサポートされるようになって、あらゆる(小型PCではないラップトップからも)PCでBIOSにこの機能がなくなってしまった。だからいまではどうでもよくなってしまった、という次第。ちなみにこれを擬似再現するために、私は現在ではWinXP上のVMwareで実パーティション上のFreeBSDを動かす (VMwareが冬眠をさせてくれる)、という方法を取っている。なおこの方法はネイティブのFreeBSDとは共存できない。VMwareで冬眠→ネイティブで起動、shutdown→VMwareで覚醒、とかすると冬眠前後で状態が食い違ってしまうし、VMwareはXのドライバの関係・ネットワークの設定など実ハードウェアと異なる構成になるからだ(ならば実パーティションでなくても良いではないか、という声もあるが、そもそも私はWindows系を信用していない。非常時に救えなくなるのはごめんだ)。

この基準がどうでも良くなって(VMwareも利用していないときはいちいちshutdown、bootしていた)、実は遍歴の中にはスリープすら効かないハードもあった。そういう機種ではそもそもあまりFreeBSDでは(お外では)仕事しなかったと思う。

ACアダプタが……

これは条件、というより、いつの間にかそうなってしまった(下記遍歴参照)、という側面が大きいのだが、Librettoシリーズ、FIVA、VAIO U2/101まですべて同じ(いわゆる富士通・SONYタイプ)共通極性コネクタの15Vタイプである。

これは最近買ったThinkPad X60ではじめて崩れた(この機種ではACアダプタと充電機構が通信するために特殊形状のコネクタとなっている)。そこで2つ(予備で買った)のACアダプタをなくさないよう、壊さないようにそっと大事に使っている(笑)。

共通だからどうしたということもないが、機種を買い換えるたびにACアダプタがたまる(笑)。したがって、自宅用(2部屋別々にACアダプタを置く)・職場用(居室と実験室用)・旅行用など複数のACアダプタを活用できる。

また一度など、海外旅行の直前に成田空港でACアダプタ忘れに気づいた。すると空港の売店にサードパーティ製が売っていたのである(笑)。これなぞ(X60のような)特殊規格モノでは望むべくもないだろう。


私の小型PC遍歴

というわけで、私は以下のように移り住んできたのだが、最近の機種の評価は個々のページをみてほしい。ここでは覚え書き程度に歴史をメモしておく。

  • 番外編 (1995年ころ): IBM ウルトラマンPC (Wikpedia): これはすごかった。いまとなっても、IBMからこんなバカPCが出たものだなあ、と思う。このPCMCIA Type II (Type Iが2つ重なった)スロットに、PCMCIAサイズのHDDをのっけて使っていたが、Windows専用であった。ネットワークが使えないのではうまみがないということで、後に85MBのフラッシュメモリ (当時20万円以上した・いま風にいえばSSDだね) とイーサカードなどをのっけてFreeBSDを使ってはみたが、なにせ85MBのファイルシステムと、ASDFに人差し指から薬指までしか乗らないキーボードではおもちゃ程度にしか使えず、飽きてしまった。
  • (1996~1997年ころ): 東芝Libretto 20/30/50/70: これはFreeBSD小型PCファンの間でも評判が高かった。70ではクロックアップもしたし、当時としては文句のない機種であった。ただし、この後の流れでは私の嫌いな『横長PC』になってしまったので、FIVAに離れていってしまったと記憶している。
  • (1998年~2000年ころ): CASIO CASSIOPEAR FIVA MPC-101/102/103: FIVA101は実用に供したきちんとした小型PCであった。103はスペックもFreeBSDでの使用時の素性も良いお気に入りマシンだったが、VAIOのせいで紫色PCが流行った時期で、ご多分に漏れず(102から)気色の悪い紫であった。ちなみにこの後のMPC-205/206は小型PCという大きさではないのだが(それにくそでかいのに解像度が800x600)、LinuxとWinという珍しいdual boot状態で出荷されていた(Linux側はPDA? として売っていた)機種で、これもFreeBSDとのdual bootに改造したが、すぐ飽きてしまった。というか、103に戻ってしまった。
  • (2002年~2003年ころ): SONY VAIO U1/U3/U101: VAIO U101まではまったく名機であった(いまでも必要があれば取り出して使う)。ちなみにここまで(東芝Libretto→CASSIOPAIR FIVA 1代目→VAIO U2/101まで)はまったく基本コンセプトが似ている(同じACアダプタまで使える)ので、設計者が転職したのではないかと思ってしまう。VAIO U101は小型PCとしては最高性能を極めたが、製造はごく短期間のみ(たしか最初のロットで製造中止になったのでは)、以後バッテリも入手がままならない。Type Uはまったくのハズレであり、これは小型PCとしてではなく、WinXP専用で『とあるアプリケーション専用機』として持ち運ぼうと思って買ったものである(案の定リプリケータ・外付けキーボードやポインティングデバイスまで付ないと仕事の役に立たない)。
  • 番外編 (2007年~): IBM ThinkPad X60: これはいままでの小型PCとちょっと異なる。同僚にもさんざ「最近PCが大きくなりましたね」(訳: 「老眼ですか?」) といわれた(笑)。VAIO U101の後継機が事実上ない(この世にない)ことで、なんとか仕事を分散化しまくって『あまり小型でないPC』を『あまり常時持ち運ばない』路線に切り替えてみよう、と思ったのだが、結局よく持ち運んでいる(笑)。この流れならあてはまるPCはいっぱいあるのだが、どうせなら5年は使える(あまり古臭くない)スペックで、頑丈なものにしようと思った。ちなみにThinkPadはかつて535を借り物で数ヶ月使ったことがあり、『準小型PC』としての使い勝手はよくしっていたのでこの流れのXシリーズにしたのである。ライバルはPanasonic Let's noteの1600x1200の機種(Rだっけ)とVAIO TypeG(SONYが壊れにくいモノを作ったのは評価するが(笑)ムダに高い)だったことも付記しておく。
  • (2009年~) 工人舎SC: ここまでで、発売日ベースで2003年 (実際U101は3年以上使い続けたので2006年ころ) で小型PCの流れがぱったりと途絶えているのがわかると思う。ところが2008年になるとEeePCのおかげで『小型PC』ブームが起きた (括弧つきなのはこれらは私の定義では大きすぎて小型PCとよべないからだ)。流れに乗ってほんとうの小型PCである、富士通LOOX Uと、いままでも準小型PCを作っていた工人舎がSCを発表した。半年くらい悩んだ挙句、SCを久々に使い始めたのである。そのあたりの経緯についてはこちらで。工人舎SCも小型PCとよぶにはやや大きすぎるのだが、ネット接続口多数、USBやSDなどのインターフェース、ブックタイプになる回転タッチパネル、そして同時代の先端OSを動かすHDD・メモリ実装やSSD換装まで視野に入れると、まさに時代の寵児 (私に必要ないTVとか買ったモデルにはついてなかったGPSまで含め)。つーか、上で私がたどってきた、そして全国の数多い (500人くらい(笑)) 小型PCまにあが夢見た) すべてのスペックが詰まっているといえる。