Tech:android:magic:touchpanel

出典: Tariki

静電容量式タッチパネル

magicのパネルは静電容量式タッチパネルである。軽いタッチで(iPod/iPhoneなどもこれ)位置検出ができるので評判である。ただし私の場合は初期不良があったので(というか修理していないが自然治癒)ちょっと不安が残る。このページはそれに関する顛末機である。

私はこれに液晶保護シート(もちろん専用品)を貼って保護している。実はmagicのパネルは、最近流行のBDの表面加工と同じような加工が施してある。触っても指紋は付きにくく(もちろんポテトチップスを食った手で触ったら油が付くに決まっている)、付属のソフトケースに入れたり入れなかったりで購入直後の3週間ほどウェストポーチに突っ込んで使った後でも、擦り傷ひとつ付いていない。だからなければなくてもよいか、とも思った。ともかく、使用感などについては『アクセサリ』の項参照。

ひどい初期不良があった静電容量式パネル

事のはじまりは、台中NOVAのPCショップ〓で購入した直後であった。後で書くが、この店の対応にも問題があると思うので、旅行先で買おうという人はぜひとも注意されたい (この店固有の問題というより、同様の状況は避けたほうがよい)。

はじめからPCのtetherとして(も)使う目的で購入したので、NOVA店内には無線LAN環境があるため (別項に書く)VPNのソフトをダウンロードさせてもらって帰ろう、と思った。URLを入力しようとしたが、なかなかソフトキーボードが言うことをきかない。『avilink』の7文字を入力するのに3分以上かかるしまつである。

店の人は私が慣れていないからだと思っていたようだ。静電式タッチパネルははじめてであるものの、感圧式タッチパネルならGenioでもさんざ使い倒してきたし、そもそもタッチ入力を受け付けなかったり、受け付けたら2文字3文字チャタリングで入力される、という状態はどうみても正常ではない。

その場で「タッチパネルの較正はないのか」ときいたが、店の人はないという(これは正しい。メニューのどこを探ってみてもない)。その後2、3日で正常な状態に戻ったこともあり、このタイプのタッチパネルは何かを自動学習(?)して較正するのかな、と勝手に思い込んでいた。

その後2週間以上して、また症状はあらわれた。パネルの上1/3ほどは正常だが、右上あたりをタッチするとタッチした点が不規則に下に飛ぶ。この症状が現れている間に店を訪れて初期不良返品交換を申し出たが、7日以上経っているので交換はできないという。最初起動したときに不良があったのは、店員も見て確認している (しかもそれを覚えている)のにだ。修理に出すというが、こちらは翌々日にはもう帰国なので、それはできない。

結局、台湾ではどうしようもないので、日本から台湾HTCにEMSで修理を依頼することに決めて、『初期不良品』を持って帰ることにした。

その後調べたら、日本のHTCが修理をしてくれそうだった(ただし私と同じように電話会社を経由しないで買った個体のみ。早い話がNTTモデルをHTC Japanに修理に出しても「NTTに出してね」と断られるということだ)。

日本に着くとますます症状はひどくなったようだった。パネルの下2/3はどこをタッチしても、X座標の検出は正しいもののY座標はある座標にマッピングされてしまう。いよいよ修理の連絡を、と思っていた矢先に、この症状は(また)綺麗さっぱり消えてなくなった。前より調子が良いくらいだ(笑)。

まあ、HTC Japanにはいちおう、パネル周りのメンテをしてもらうべく、症状が出たときのビデオは録ってある。そのうちアップロードしますね。

なお本件とは関係ないがこの購入店(台中NOVA〓)で、もうひとつ(後から) 腹が立ったのは、初期起動時のチュートリアル (IMの入力のコツ)とかgmailアカウントの設定を店員がすっ飛ばして先に行ってしまったことだ。まあ店にいるうちに設定等をしてあげようという親切といえなくもないが、余計なお世話だ。

別項で書くようにandloidではgmailアカウントの設定は非常に重要な意味を持つし、私はファクトリーリセットをその後5回もやった(笑)からこのチュートリアルを読むことができたが、IMの使い方などを教えてくれるのでとても重要だ。これから購入するひとは是非、初回起動時は店員から奪ってでも家で落ち着いて行なうことをおすすめする。

おまけ: 海外で購入する危険性

このページは自分の記録のために取ってはいるが、海外で自分で買うとなるとそれなりのリスクがあるということで、特に今回の教訓(笑)は次のような点である。

  • 静電式タッチパネルは技術としていかがなものか:
    上記ケースは個体の故障だとは思うのだが、静電式のタッチパネルは、技術としてまだ未熟な可能性がある。HTC Japanにもまだ問い合わせていないが、同様の不良がよく出るものか。またそれが自然治癒(笑)するのはいかなる理由か (単なるコネクタ抜けなら故障の範疇だが、湿度とかパネル面の汚れの種類など関係していないか)
  • 確認してから買う:
    上記は、最初に触れたソフトキーボードがおかしい時点で、クレームをつけて別の機械に交換してもらうべきだった。店にいるうちに何らかの入力をしてみるべきである。いくらタッチパネル初心者だって、ソフトウェアキーボードで狙ったところがタップできなければ、不良品と考えるべきだ(現実問題、そうでないと使い物にならないでしょう)。
  • お店の人はいい加減:
    べつにこれは台中のNOVAの〓という特定の店について要注意、といっているのではなく、全体に台湾はそういう傾向があるということである(日本もイケイケの販売店なら同様のことがあると思う)。
    最初に入力がうまくいかないのは操作者が不慣れなせいだと決め付け、二回目に初期不良返品交換に持ち込んだときも、あくまでも操作が悪いということで押し切ろうとした。有無を言わせぬために、お絵描きソフト(手書きメモ)をインストールして持ち込んだので、不良だと認めさせるのには手間はかからなかったが、そこにいたるまでは「体温を感知しているのだ」とか「圧力が強すぎる」とかいい加減なアドバイスをする。静電容量検出という原理は、エンジニアでもなければ理解は難しいと思うが、『体温』『圧力』でないことは、ちょっと操作して・考えてみればわかることだ。

まあこの項目は、NTTが代理店となって売っている日本のOEM版機器にはあてはまらないかもしれない(返品交換用の在庫もたんまりあるだろうし、日本の携帯電話ショップが不良を『操作が悪い』で押し切ることは考えにくい)。海外で買おうという ひとがいたら、念のため。