Tech:android:apps:geocaching

出典: Tariki

目次

androidでジオキャッシング

別項に書いたが、androidを買ってから、私のgeocaching熱が2年ぶりに再燃した。最近(2009年)日本でジオキャッシャーが激増したのもiPhoneが一役買っている、という説がある。げにおそろしきはGPSが有機的に結合したコンピュータ。

ここではあまり使っているひとがいないようである、androidのGeoBeagleの活用法を中心に。

Groundspeak純正アプリ

これは屋外でandroidで (androidだけで・またはGPSr専用機とandroidで) geocachingを楽しむためのアプリである。これがあると、PCでキャッシュの予習をし紙にプリントアウトしたものを持参しなくてよいので、抜群に便利である。オンラインで動作させるのが快適であるが、山の中などいちおうオフラインでも使えるようにはなっている。

GS純正アプリについては、世界中にいろいろな解説があるのでここでは省きたいと思う。しかし、私は主に後述するGeoBeagleを愛用しており、私の環境では

GeoBeagle >> 純正アプリ≒c:geo

な便利さなのである。理由は、(1) 半オフラインで使うこと (通信環境はMVNOのb-mobileのSIMなので、NTT docomo回線並みに全国どんな山の中でもたいてい使えるのだが、速度が遅い)、(2) 端末のCPUスペックがめちゃくちゃ良い(速い)、(3) GPXファイルをダウンロードして利用できるためにはgeocaching.comのpremium(有料)会員である必要がある、ということである。したがって他のジオキャッシャーにはあてはまらないかもしれない。

純正アプリがGeoBeagleに比べて劣っているのは、なんといってもインテントを有効活用していない (他のアプリと連携ができていない) 点である。また、基本オンラインで使わないとつらい (GPXファイルを喰わせてオフラインでも使えるが、その際さくさくさまざまな情報に飛べない)、というあたりである。

ではなぜ純正アプリを併用しているかというと、ライブサーチ(出先で突然近所のキャッシュ情報が欲しくなったとき)は、c:geoより便利だからである。後述するが、棲み分けとしてはfound済み・自分のキャッシュの位置などをみたいときには、純正アプリでライブサーチするようにしている。


サードパーティー製アプリ (1) c:geo

これはGeoBeagleと同じくらい古くからあるソフト (フリー) である。実際、androidでフリーソフトのみでジオキャッシング派のひとは、日本では大半がc:geo派のようである (パケット通信環境が良いからだろうか)。したがってc:geoの活用法も、あまたある(であろう)ドキュメントや日記を読んで欲しい。

改良のスピード、および改良センスがあまり良くなく、2010年後半以降は、割とどうでも良いポイントの改良が多いので使わなくなってきた。特にGPXファイルを使ったオフラインサーチは『一応できる』ようになったがあまり使い勝手が良くない。わたしは半オフラインで使うからだろうか、情報をげっとするまでのスピードもあまり速くなく (これならGS遅い純正アプリのほうがまだ速い)、インテントで他のアプリに渡せる情報も限られている。


サードパーティー製アプリ (2) GeoBeagle

フリーソフトである。基本はGPXファイルを作ってダウンロードしておき、オフラインで使うのがよい。ライブサーチも『一応できる』程度ではあるが、GeoBeagleでするくらいなら純正アプリのほうが速いのでよい。

はじめに書いておくが、日本のジオキャッシャーの間であまり人気が高くない理由をきいてみると、この『事前準備』が面倒だから、という答えがよく返ってくる。しかし私も下記の運用形態では、GPXファイルの更新はお出かけ前とか一週間に一度しか行なわないし、androidはそれ自体で通信できちゃうのでPCでダウンロード→GPSrに転送、なんてのよりははるかに楽だし(pocket queryができてれば、電車の中で3分で終わってしまう)、逆に大量のGPXデータを溜め込んでいてもさくさく地図・リストは動くので新規発行・最新情報のGPXを蓄積・更新していけばよいだけだし(世界各地の未発見キャッシュのポイントを2000くらい溜め込んである)、(事前準備をしていない・通信環境が悪いなどの理由で)オフラインで使うのが不便なので紙のデータを予備に持って歩くくらいの準備をするなら、GPXを準備するほうが楽である(笑)。

準備・pocket queryをつくる

これはpremium会員でないとできない。geocaching.comのメニュー『Build Pocket Query』から、条件を指定してGPXファイルを作る。

私はGeoBeagleでは未訪問・DNFのキャッシュだけを管理させているので、条件として

  • 『ある座標』(ふだん家にいるときはHome coords、旅行などするときはその範囲のおおむね中心にあるキャッシュを指定すると楽)を中心に500mi以内の500個のキャッシュ
    →いまは1000個とかのGPXを作れるようですが、安全のため500個に抑えています
  • 未発見・自分のものではない・アクティブ
  • (ファイル名にPQ名を含める選択をするとファイル管理が楽)

などという条件を指定している。条件が整ったらいちおうプレビューしてみて(これはリアルタイムでできる)、旅行などの場合は行動範囲に収まっている確認をする。

気をつけなければならないのは、PQは最大でも24時間に1回しか生成されないことである。通常家の周りの未発見を更新するPQでは、『毎日生成』『生成した後曜日のチェックを外さない』選択をしておくと、24時間ごとにgeocaching.comにあるGPXファイルが更新される。しかし特定の座標を中心に、などというPQを新たに作った場合は、あまり旅行直前に行なうと、慌てることになる。

  • 実を言うと家の周りの未発見用PQはもう、実行される時刻が毎日何時か分かっているのだが、FTFなどを狙うときは不便である。このときはライブサーチを併用したりする。
  • 旅行先用のPQエントリは、新たに作った場合はすぐ実行されると思うのだが、私は『旅行用』パターンをいくつか使い回ししているので、やはり最初に作った時刻に引きずられて特定の時刻に実行されたりするのだと思う。

PQのダウンロードと同期

用意しておいたほうがよい連携可能なアプリ

探索開始

ミステリー・マルチのポイントを追加したい

発見しました~ログの扱い・発見後の削除

androidでwherigo

wherigo (where I goなので「うぇりごー」と読むんでしょうか) は、GPS端末で楽しめる電子的な宝探しである。体を張ったロールプレイングゲームと言い換えたほうがいいだろうか(笑)。もともとはwherigoサイトというのが、geocachingを運営するGroundspeak社の別のサイトとして運用されていた(いる)のだが、ジオキャッシュとハイブリッドにしたものがwherigo cacheとしてgeocachingサイトのほうにも登録できるのである。

wherigoが実行できるのは、一部の(新しい) GarminのGPS単体機である。Pocket Windows版も古くからあった。このJavaで書かれたバージョンをopenwigというのだが、androidでもJREがリリースされているもちろん楽しめる。私はここを読んでインストールした。現在では手軽に楽しめるアプリケーションソフト『whereyougo』(フリー)が出た。最近になってiPhoneで動くアプリも発売されたようである。

wherigoサイトからカートリッジとよばれるファイルをダウンロードしてこれらの機器にセットし、スタート地点でwherigoプログラムを起動すれば、あとはそれにしたがって動くだけである。

geocachingと異なるのは、スタート地点・中間地点に何もなく (何も『観るもの』すらなければあまりポイントにする価値はないが、まったく何もない場所でもいちおうポイントにはできる)、そこに行くと機器のGPSrが反応しwherigoプログラムからメッセージが出たり、次の座標が表示されたり、問題が出題されたりする、ということである。体を張ったロールプレイングゲーム、というのは、ゲーム機の中で主人公が進んだり山に登ったりする代わりに、実際にwherigoが動いている端末を持ったあなたがそれを行なうのである。

逆に純粋のwherigoと、ジオキャッシングのwherigoキャッシュが異なるのは、後者では最終地点に物理コンテナがおいてあり、それにサインしgeocaching.comサイトにログを上げればfound扱いになる、ということである。基本的にwherigoサイトとgeocaching.comは独立なので、最終コンテナなしのwherigoカートリッジももちろんある。逆はというと、カートリッジをダウンロードできる仕掛けが必要なので、wherigoサイトに登録してある必要はある (カートリッジはファイル単位で扱えると思うが、いちおう公式手順なのでそれに従いたい)。