大(?)容量メディア戦争


Zipドライブ IOMEGA
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大容量メディア戦争というのがありました。いや、今でも続いているのかな? とにかく、リムーバブル(交換できる)ディスクタイプだけに限ってみても

などと、一時期ユーザは「どれを買ったら良いのだらう」と悩んでしまった であろうわけです。それぞれメーカーの思惑とか(なんとかのパソコンはPD 標準装備とか)、どういうデータをどういうアーカイブ形式で(あるいは HDDのようにファイルシステムとして)保存するか、それぞれの互換性は、 などとややこしい事実があって、単純にメディアの値段(『キロ(メガ)バイト単 価』という言葉があるそうです(笑))が安いからというだけではなく、 他人(友人)とのやり取りの可否・今後そのメーカが存続するか(爆笑)などという ファクターも考慮に入れなければいけなかったわけです。

人事のように書いてますが、実は人事だもんね(笑)。私は5''の時代からMO一途 で(ただし5''MOというのは8''FDと同じ位非現実的な大きさだったので、本気で は使いませんでした)、事実この中で生き残ったと言えるのはMOだけなんぢゃ ない?(反論却下)

それでも『ある特殊な機械に使われているから』という理由で、 MDデータとこのZipドライブは買ってしまった わけです。この場合のある特殊な機械とは、ハードディス クレコーダだったんですが、はっきり言って失敗でした。


Zipドライブが失敗なわけ

私はあまり、B級映画の選択とハイテク商品選びに失敗がない方です。これは 自慢なんですけれども(笑)。 このZipドライブは、まあ単体(外づけ記憶メディアとして) だったら買わなかっただろうなー。 こっちでも述べますが、VS-8はSCSI接続といいながら HDD以外はかなりメディアを選ぶし(変なSCSIコネクタだし(笑))、 リムーバブルに記録できないとバックアップができないのでしょうがなく 買ったというのが真相です。

しかし。高品質オーディオデータ(短時間で山のようにできる)のバックアップに Zipドライブ、1枚わずか100MB(←っていってるけど昔から考えたらすごいよね)、 を選ぶというのは、VSの設計コンセプト自体失敗だったといえよう。

あ、Zipドライブの話だった。ともかく、100MBというのは半端というか、 リムーバブルメディアに適切な容量ではありません。大きければ大きいほど 良いのだろうけど、それとは別に、『はまりやすいサイズ』ってものが ある。例えば書棚の間隔が30cmとか24cmくらいだとちょうどB版、A版の本が 収納できるけど、45cmあってもしょうがないとかね。そういうはまりやすさ です。

Zipのお兄さん格としてJazドライブという(1GBくらいだったかな?)のが発売されて いますが、そちらももう試す気力が起こらないです。それは……。


大容量メディアに求めること

Zipドライブのもう一つ良くない点は、あまりにもOSに依存し過ぎるということ。 ドライバがなければ使えないデバイスというのは世の中にたくさんありますが、 それでもPC UNIXの雄、FreeBSDの PAOなんかではいろいろなPCMCIAカードなんかが使えているわけです。 これを『Windoze 95とマッキンOSだけで使えれば良かろう』というのは あまりにも浅墓です。そのくらいやる気がないのなら、いっそHDDドライブと互 換のコントロールができるようにしてくれた方がよかった。

これだけならドライバの話だと思うでしょ。そうでないのは、例えばディスクの プロテクション。これはソフトを立ち上げて外さないといけない。そんなん イジェクトして爪スライドさせりゃいいんだって(笑)。

あとメディアがやたら高くて、どうもメディアにプリズムとかを埋め込んでいる とか、そういう点が高価な原因なんぢゃないの? とうがってしまう(事実は そうでもないのかもしれないけども)。対照的なのがMDデータ(というかMD というメディアそのもの)で、まあMDデータはわざわざ音楽用と互換性とれなく しているのでしょうがないですが、ディスクのシャッターの開け方とか、 保護の度合と安く作れるバランスとか、大きさと容量のバランスとか、 そういったところにこのZipという規格はまったくセンスが 感じられません。

肝心の、『ドライブが乾電池で動作して、持ち運びできる』というところだって うちのMO(Logitec)が電池で動けば(無茶か?)そんなに大きさ・重さはかわらない し、容量でも小ささでも勝てないとなれば少なくとも MDデータより長くは生き残れまい。

唯一の救いはマッキンユーザなんだろうけども(事実、Zipドライブは マッキン界ではもてはやされているようです)これとて比較対象がない (あまりマッキン用のリムーバブル大容量メディアというのは種類がない)から なんでしょう。


おまけ

ある日、こんなメールをいただいた。

i-omegaのZipを愛用している者ですが、暑い季節になると
ハングアップしやすく
    (中略)
一度中を開けてみたいのですが、ネジらしきのもがなく
開けられません。開け方知っていたら教えて下さい。
う〜む、このページの読者は、私のことを買った機械は片っ端から分解する人と 思っているのだろうか。けしからん。その通りだ(笑)。

しかしZipドライブを分解したことは、ない。いわれてみてみると確かにネジは ない。開かぬなら無理やり開けようエンジニア。エンジニアの悲しい性で、 速攻で分解してみることにした。

小学校5年生の時、電卓のキット(というのがあったのだよ。1チップマイコンや FL管をハンダ付け)で、基板組み立ての前にケース(はめ込み式だった)をうっか りはめてしまい外れなくなって、泣きながら親父に頼んで開けてもらって以来、 この手のネジを使わないケースは苦手ぢゃ。

でもZipは簡単でした。


       ↓メディア挿入方向
    +======+←前面カバー
●→|  [ ] |←●
    |      |
    |      |←●
    +------+
       ↑コネクタ
上面図(返信のメールから引用。webなら図描くか写真貼れよ(笑))はこうなって いるのですが、プラスチックの合わせ目の上図の三カ所の『●』位置に、深い ノッチ(奥に銅色が見える)があります。ここにベロ状の もの(強さは厚紙程度で十分、ただしドライバ程度の先細り具合い では届きません)を差し込むと、あっさり上下に分かれます。 ってリプライ書きましたが、そのまたリプライ読むと、虫ピンみたいなもので つつけばよかったんですね、ちゃんちゃん。

内部は


       ↓メディア
    +┏━┓+←前面カバー
●→|┃Zp┃|←●
    |┝━┥|
    |│  │|←●
    +------+
       ↑コネクタ
ってな具合いになってて(わからん(笑))、内部のレールの上をZipメディアを 載せたモーター付きトレイがスライドするようになっています。そのスライドす るレールが外れてしまうと、結構面倒なので、 上部をはずすとき、前面カバーを押さえておいた方がよいです。

質問された方は放熱するため(?)だったのですが、開けたまま使うのは不可能の ような気がします。ケースなしでは左右のレールも固定されなくなってしまうの で。またプリズムに外光が入ると誤動作する可能性も。

でもってこれを見てると、はっきりいって、『精度の良いフロッピードライブ』 です(ヘッドは棒状のものが内部に入っていきます。それはシャッター開けてみ ればわかるか)。そう考えると軽くも小さくもねーぞ、腹立ってきた(笑)。

しかし、VS-880のバージョンアップのためにも 必要だったので、まあ人にあげないでよかったかな、という気も2%ほどしてます。


結論

結局気に食わない商品なんだけども、1/2あげたのはディスクのプリズムが 奇麗だから(笑)。というかメディアの形がかっこいいのね(だからぁ、そのかっ こ良さが不必要なんだってば(笑))。


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