貧乏人の、目の敵
携帯電話
★★

タイトルについてはこっ ち参照してください。だれも私が貧乏でないなんていってないんだからね (笑)。

さて、携帯である。ケータイである。これほどまでに普及するとは思わなかった が、まだまだこれから買う人はいるだろう。まずは『私と携帯電話』っつーか、 まあまあ貧乏人でもケータイに関わることができた歴史を紐解いてみよう。

私の購入以前

これは古いわけですよね。ケータイ全般の歴史っつー事なら、どっかのページで も見てくれたまい。まあアナログで、自動車に載せるくらいでかくて(自動車電 話なんていったりもした)はたまたアタッシュケース一個分あって、サービス会 社はNTTしかなかった。

そんな時代に高い金払って使っていた人は、今の100g切ってて月々の料金も 2,500円〜、という状態にはムカついていると思います(笑)。

初代: プラネット/IDO FX-??? (TACSミニモ (アナログ) 方式、'94年7 月くらい〜 だと思う)

IDOというマイナーな(でもないか)通信会社を選んだのは、とにかくNTTに金払い たくなかった(笑)。というか、寡占状態になっているとヤバいんぢゃないかと思っ て、まあできたばかり(NTTに比べて)のIDOを選んだわけです。TACSミニモという のは、アナログ800MHz帯。 あと当時、ディジタル系では東京デジタルホン、ツーカーセルラーなどがあった と思います。

で初代機は、新宿のヨドバシカメラで端末機・加入料込み10,000円くらいだった? ので話題をさらった、プラネット製でした。思えばこれが携帯電話・PHS安売り の走りだった。 それまで数ヵ月、ポケベル(TTM)を使っていたのです が、端末機がこのくらいで買えて、なおかつ基本料金も2倍程度ならいいんじゃ ないかと。なおこのころは既に土日休日がめちゃ安で平日めちゃ高の料金プラン (TACS セレクトIIかな?)がありましたので、最初から月4,500円の契約してたと 思う。

機械はなくしてしまったので写真は ないんですが、200gくらいあったと思います。問題なのは出力が弱い(IDOプラザ なんかでもその点を目の敵にしていて、取り扱っていなかった)、電池の持続時 間が待ち受けで20時間しかなかったことです。とはいえガム型電池(ウォークマ ンの)を4本という仕様だったので、便利と言えば便利でしたねー(予備電池をコ ンビニでも買えた)。また付属の充電器も、放電器つきのインテリジェントはニッ カド急速充電器だったので、逆にウォークマンなどの充電にこれ、重宝してまし た。

なぜこの機械をやめたかというと、観光地で置き忘れてなくしたからです(笑)。 一緒にザウルスもなくしてそっちのが大騒ぎだった んだけど、出てこなかったので次を買ったわけです。

なおIDOはこのころローミングが有料だったけどできて全国で使えたので、NTTで なくても十分、重宝しました。

2代目: 日本電装/IDO T209 (TACSミニモ (アナログ) 方式、'95年6月〜)

写真は後日掲載。

さてなくして1ヶ月くらい、あまり掛けないとはいえ不便だったので、IDOプラザ に走りました。カメラ屋で買ってもこの頃はあまり安くなかったです。この当時 は番号が変わってしまう(移すとめちゃ高くなってしまう)ので、一回番号が変わっ たと記憶しています。

この端末機も重かったですねー200gくらいあるよ。ただしバッテリーが単3×4本 サイズのニッカドで、なくなってしまったら乾電池で動いたというのがすげーあ りがたかったです。

3代目: Panasonic/IDO D20? (デジタルミニモ方式、'96年秋〜)

写真は後日掲載。

これ買い換えたのは、非常につまらない原因だったのです。前の端末機のアンテ ナが取れてしまった(笑)。そこでIDOプラザに行ってアンテナを注文しようとし たらこれが結構、高い(3千円くらいかな?)。ふと横を見ると、小型軽量(150gく らい?)でディジタル、しかもディジタルなもんだから端末機での留守番電話機能 (※ 局での留守番電話サービスというのは、読み出しに料金がかかってしまうの で契約したことがない)やバイブレータも付いた端末機が2万円くらいであるでは ないか。ふと気付くと「これ下さい」って言ってました(笑)。

あと乗換え促進になった理由というのが、番号が変わらなかったこと。新しい端 末を買うと番号が変わってしまう(あるいは前の番号を使い続けるのに多額の費 用がかかってしまう)ことが原因で、通信会社をこの際変えてやれ、という人が 多くて、IDOもこういうサービスに乗り出したわけなんですね。

ちなみにこのころはもう030(遠距離の場合は040、というのが廃止になった直後 だったと思う)というのは足りなくなっていて、010だか090だかが割り当てられ はじめていたのですが、うちの大学のアホな交換器をだますには、番号が030で ある必要があったのです。どういうことかというと、0発信できるためには、 03/045/044で番号が始まっていなければいけない(料金管理の問題だかなんだか で、それ以外は交換手を通すことになっている)。んで外出中なんかに学生が 私の携帯に連絡を取りたいときには、030だと直で発信できるわけです。一回交 換を通そうとした学生が「えーと03の059-……」とか一生懸命03の振りをしよう としたけど、市内局番が0ではじまる番号って変だから見破られたよ、などと言っ てました(別に見破られて問題になることでもないんですが。ちゃんとした用件 なんだから)。まあでも夜間(交換手がいない)とか困るわけだからね、0発信でき ないと。この問題は携帯・PHSの番号が全部8桁になるまでになんとかしないとい けません。

えーとディジタルに変えた感想ですが、結局ディジタルっていうのは電波が弱く なると突然品質が悪くなって切れるというだけで(それは圧縮・誤り訂正してい るのが理由なんだから、わかる)、アナログは徐々に品質が悪くなっていく、と いうのとそれほど変わらないな、という気がします。この当時は(今はほとんど アナログが残っていないのですが)ディジタルにすると音が良くなる、なんてい う神話があったわけですが、私は信じてはいませんでした。

あと発信者番号表示が最初から付いていたこと。もちろん発信者番号を送らない ようにもできるわけですが、それって番号が出ない奴からは受けない主義を取っ ていれば結局、いたずら電話は防げるということになり、大変よいことだと思い ます。掛け手のプライバシーというわけわかんない理由を楯にNTTは発信者番号 表示を最近までしないといってきたわけですが、これってあるだけ便利、なけれ ばアホな機能です。

4代目: Panasonic/IDO G502 (デジタルミニモ方式、'97年9月〜)

この前に、ディジタルセルラカードでネットしよう、 と思い立った時期があって、セルラカードを購入したけど9600bpsには程遠い数 字しか出なかった、という経緯がありました。詳しいレポートはこっちのページを読んで欲しいのですが、結局IDOは Gシリーズでないと9600出なかった、というオチでした。このことは実は買い換 えの理由ではなくて、4代目に変えてしまってからテストしてわかった(まあ一種 の賭けですな)のですが。

買い換えた直接の理由というのが、桜木町駅前で携帯を只でばらまいていた 可愛いおねえちゃん(笑)。IDOの携帯は既に持っていたので冷やかし程度で覗い てみたのですが、そのときなんとこの新しいGシリーズも7千いくらで購入でき、 さらに1ヶ月使えばモニター料として基本料をバックしてくれる、というシステ ムだったので、ついつい買い換えてしまいました(この間1ヶ月は、PHSと携帯2台 持ってあるいたので、白い目で見られてしまいましたが(笑))。それ以前に、ほ とんど1年に1回、端末機を買い換えている(その度に性能が良くなったり軽くなっ たりしているわけですが)ので、結局端末機の総投資額約6万円が4年間にかかっ てきて、月々千円ちょっとを基本料金以外に余計に払っていることになります。 まあこういうのっておバカな例なので、これが理由であまり『高くつく』と思わ ないで欲しいのですが。

新しい4代目は、実は(偶然である。一番軽いのを選んだだけ)3代目と同じ Panasonic製、つまり後継機でした。ということは、機能やボタン操作、メニュー の配置などがとにかくそっくりだったので、その辺の習得は全然苦労しませんで した。この例で非常に楽をさせてもらったことを考えると、こういうのってもちょっ と規格で統一しておいて、そうでない部分でメー カーの独自性を出してくれてもいいと思うのだけどねー。 つまり最大公約数的な機能を標準規格として、ある電話機に付い ていない機能はメニューとかボタン配置からカットするという。

ちなみにIDOの電話機は、特定の機種をのぞけば内部のメモリ配置(特に電話帳) が統一されているようで、これは買い換えの時大きなアドバンテージになります。 つまりIDOプラザにもっていって、番号を移し換えてもらうとき、一緒に電話帳 を移し換えてもらえば、再入力の手間が省けるということ。このへんは3→4代目 の買い換えがPHSの1→2代目買い換えと時期が近かったので、ASTELはやってくれなかった(古い電話帳を読み出せるよう に最大限に配慮してはくれたのですが)の対象的に映りました。 またIDOでは電話機の乗換えは無料。つまりショップで安く買ったの(一回は別番 号で契約する)をIDOプラザに持ち込んで、新番号を解約して旧番号を新電話機に 移し換えてもらうことになるのですが、嫌な顔一つせず(せっかくの新契約が解 約されてしまうわけだからね)手順を電話で教えてくれました。

4代目にかかった7千円は、前より50g軽くなったこと(なおかつ電池がちょっ とだけ長持ちするようになったかな?)、あと9600bpsで通信できるようになった ことに支払ったわけなのでした。

それにしても電池の持続時間は、昔はほとんど公称値 = 実測値だったのですが、 だんだん消費電力が抑えられてくると、PHS並みにひど くなってきました。PHSは小電力なのでそれに比べたらまだまだ持続時間は短かい のですが、例えばPHSは200時間持ちます、と書いてある場合、100時間程度しか 持ちません。2・3代目あたりは50時間程度持ちます、と書いてあると本当に2日 に一遍程度の充電でOKでした。ところがこの4代目は、最低(小電力モードOFF)で も百何十時間持ちます、と書いてあるのに、実際はほとんど発信しなくても3日 に一度は充電しないと駄目っすね。 ただし3代目までは放電し切らないと充電できない(寿命が短くなる)ニッカド・ ニッケル水素電池だったのに対し、4代目はリチウムイオン電池になったので、 要するに文句言わずに毎日充電台に挿しておけばいいだけなんですがね(笑)。

結論

結局、僻地に出かけていってネットに接続するときも、ちかごろでは最終兵器的 に使っているので(場合によってはロードウォーリア より使える)、使える範囲というのは★★★なんですが、料金が今のPHS程度 になってくれないとおちおち発信できんよ、というわけでマイナス★1つ。