佐々木@神奈川大です。Librettoのことではしばしばこちらでお世話に なっているので、社会に還元しようと思い、FreeBSD-users-jpで 飯島さんがとりまとめて下さっているFAQに投稿しようと思いました。 でも書いているうちにいまいち自信がなくなってきたので、お気付きの 点があったら早めに私にリプライ下さい。 本文中『60*』となっているところは未確認です。どなたか衝動買い した方(笑)、ご確認下さい。 Q. Libretto {20,30,50,60}のPCMCIAカードスロットは1つですが、FreeBSDの インストール(ネットワーク、CD-ROMなど)に支障はないでしょうか? A. ありません。インストールにboot-PAOフロッピーを使うと、フロッピーから インストール用のカーネルを読み終わったタイミングで、必要ならカードを 入れ換える旨の表示がなされます。なお余談ですが、フロッピードライブは Libretto 20/30/50で共用できます(バッテリーもです)。 # Libretto 60だけ他とはフロッピードライブ・標準バッテリが違います。 インストール時の注意(ハイバネーションエリアを確保してからHDDをフォー マットする)については、『ハイバネーション機能を使う』の項目も参照して 下さい。 Q. Libretto {20,30,50,60*}のBIOS設定を変更したいのですが? A. 起動時にESCを押しっぱなしにし、指示にしたがってF1を押すと、BIOS設定に 入ることができます。FreeBSDに関連ある項目としては ・LCD Disp Colors: 液晶ディスプレイの色数 (4096/222K/16M(256K)) ・Plower-up Mode: 電源ON時の挙動 - Hibernation: ハイバネーション サスペンドしてから本当に電源が切れるまでの時間を設定できる (Standby Time: 0、5、10、15、30、45、60分、無限大) ・Panel Power On/Off: 蓋の開閉で電源をOn/Offするかどうか (Enable/Disable) ・[Libretto 50,60*]サウンドのenable/disable、サウンドチップのIRQ/DMA ・[Libretto 50,60* ?]ビープ音量 などでしょう。 Q. Libretto {20,30,50,60}のハイバネーションは、FreeBSDで正常に使えますか? A. サスペンド、ハイバネーションともに使えます。ただしハイバネーションの ために、HDDの末尾の約80MB(Librettto 50/60の場合。ディスクのジオメトリに よって異なります)が破壊されますので、この領域を使わないようにパーティ ショニングしないといけません。MS-DOSではこの領域を除いた部分がHDDとして 見えるようにうまくだまされるのですが、FreeBSDインストーラのFDISKは直接 ディスクのパラメータを読むためだまされません。 1. MS-DOSでHDD全体をフォーマットする。このとき末尾のエリアを除いた 領域がフォーマットされます 2. FreeBSDのFDISKで、MS-DOS領域となっている部分のブロック数を覚えてから 解放します 3. 2. で記録したブロック数だけを改めてFreeBSDの領域として確保します なおメモリを増設してもハイバネーションに使われるエリアのブロック数は 増えないようです。 Q. Libretto {20,30,50,60}のHDDを換装したいのですがFreeBSDは正常に動く でしょうか A. 大容量のハードディスクを認識できること、ハイバネーションともに 正常に動きます Q. Libretto {20,30,50,60}のHDDで、ハイバネーションエリアなしで使うことは できませんか? A. できません。ただしハイバネーションからの復帰に時間がかかることが問題 なのであれば、サスペンドするようにして使うこともできます。BIOS設定で (BIOS設定の質問参照)『Standby Time』の項目を『Unlimited』にします (0にするといかなる場合もサスペンドせずにすぐ電源が切れます)。ただし この場合でも電源OFF時のメモリ内容をハイバネーションエリアに書き出す ため、ハイバネーションエリアは必要ですし、即時サスペンドはしません。 またハイバネーションと異なって電源を消費していますので、外出時などは 注意しましょう。 Q. Libretto {50,60}で、サウンド機能を使いたいのですが? A. 1. BIOS設定で(BIOS設定の質問参照)Soundをenableにします。 IRQは10を選び、/etc/pccard.confの『IRQ 10 11』となっていたら 『IRQ 11』に変更しましょう またDMAを1に設定(wss same)します 2. 『/usr/src/sys/i386/conf/カーネル名』に -------- controller snd0 device sb0 at isa? port 0x220 irq 5 conflicts drq 1 vector sbintr device opl0 at isa? port 0x388 conflicts -------- を追加し、カーネルをリコンフィグします 3. rootで/devで『MAKEDEV snd0』します Q. Libretto 50で800 x 600の画面は使えますか? A. もちろん本体だけでは無理です(笑)が 1. 外部ディスプレイに表示できます 2. Virtual Desktopが800 x 600確保できます ちなみにBIOSで『LCD Disp Colors: 16M(256K)』に設定した場合、この解像度 では65K色まで使うことができます(256色の場合より若干、ウィンドウの描画 などがもたつく感じがあります)。 XF86Configの記述は●(※ すみません、URL失念)を参照して下さい。なお XF86Setup(※ XF86 3.2)ではVRAMを正しく検出しないので、 『Section "Device"』で『videoram 1024』と修正してあげましょう。 また2. の場合は『SubSection "Display"』に『Virtual 800 600』を記述します。 Q. Libretto {20,30,50,60*}のポインティングデバイスが、サスペンド (ハイバネーション)からの復帰後、作動しないことがあるのですが? A. サスペンドからの復帰後すぐ(5秒程度)には、リブポイントのポインタ およびボタンには触らない方がよいでしょう。もしどうしても触ってしまった 場合には次の操作で復帰することができます ・シフトキーなどを10秒程度押下しつづける ・Ctrl-Alt-F4 → Ctrl-F1でコンソールを切替える (※ ただしXF86 3.3 より前のXサーバではこの操作でハングアップすることがあります)