小さいことは良いことだ?


SONY Data MDドライブ

私と大容量(と一応、書いておく)メディアの付き合いは古い。方だと思います。 まーなんのことはない、今日日ついてなければパソコン扱いされないっつー CD-ROMなんですけどね、これが富士通FM-TOWNSに初めて装備されて発売された時、 誰もが『こんなん使えるのか?』と思ったはずです。いや、貴方も思ったでしょ? (笑)

なぜなら(そもそもディジタルデータをたくさん書いてあるものだとはいえ)音楽 用のCDという規格を流用して、しかもあんなでかいのに(当時だって5''フロッピー は駆逐されつつあったわい)、ぺらぺらで指紋もすぐ付いてしまう(笑)。

かてて加えて、私の専門知識を動員するに、音楽用データってのは多少は なくなってもよいわけです。傷ついた部分があるとすると、「このデータはおか しい」というのさえ分かれば(誤り検出)、前後関係から推測・修正できるわけ (補間)。このまま読み込むと、プログラムとかでは致命傷になってしまう。 パソコンなどがハングアップして反応しなくなったりの原因になるのですた。

あと、『付き合い』って書いたけど、その当時('89年くらいだったかなあ?)、 CD-ROMドライブを『持っていた』だけでなくって、実はCD-ROMのメディアを作っ たことがあるのですた。TaDaNaというフリーソフトウェアのチームを作っていた ので、そこに何を思ったか富士通(FM-TOWNS無料おまけCD-ROMになった)と アスキーのEye-Comという雑誌(創刊号のおまけになった)から依頼がきました。 2件ではなくって、同じものね。で、デバッグの過程というのがすごくて、今日 日誰でもCD-ROMって作れるでしょ(CD-RW)、当時はすげー高い機械(値段は知らな い)でテストプログラムをハードディスクに収納したのを焼いて、バイク便で届 けてきて……を繰り返したわけです。んでもってTOWNSの初代機についていた CD-ROMドライブがほんっっとにおまけみたいなちゃっちい奴で、近くで念を送る とか(うそ)、蓋の締め方ひとつでエラー出捲くりだったわけです。もちろん 音楽用より一段強い補正はしている、とはきいていたのですが、何故か TOWNSはエラーがあってもそのまま読み込んじゃうわけ(笑)。 当時まともにソフトが充実していなかった(アフターバーナーとかあったけど) ので音楽でも聞くかと思いきや、飛び捲くって音楽すら聞けない(笑)。 ですから、CD-ROMが後年、ある種の地位を獲得した時は「をー」と思いました ね。TOWNSは死してCD-ROMを残す。FM-8は死してバブルメモリを残さなかった (笑)←知っている貴方は何者?

えーと話が(また)逸れた。MDドライブの話でした。 で、まったく音楽用を流用するところといい(ちなみに私は他所でもさんざ 述べている通り、音楽記録用としてのMDは認めない(笑))、 この『CD-ROM出たての胡散臭さ』を感じたわけです。 それもデータイータという自己完クン特殊機械の 記録用として、だけなら無視もできようと思うでせうが、 データイータ持っているから始末が悪い(笑)。 ちなみにこっち でも書いたけど、SHARPのデジカメに採用されたので、この規格はSONYの独り舞 台ではなくなっ(てしまっ)たわけです。


という先入観があっての上で……

やむなく購入したのですが、当然パソコン(Win95稼働)につないでみるわな(笑)。 いや、最初はWin95用のデバイスドライバがなかったので、ほっといたのでした。 Win95用ドライバができたので、早速インストールしてみると、これがまた Windozeのインストーラ(大抵お手軽である)と思えない出来の悪さ(それはインス トーラの悪さであって、MDドライブ自体に罪はない)。

と最悪先入観抱き捲くりの状態で使ってみたのですが、……使ってみたら 何のことはないただの140MBの(まあまあ)大容量メディア(笑)。でもなくって、 ラップトップパソコンと持ち歩くと、なかなかいいのねこれ。

まず乾電池で動きます(笑)。電圧が落ちてくるとエラー率が上がるのが御愛敬 なんですが、お外でバックアップしたりという一般ピープルから見るとしごく 不可解な必然性が苦もなく解決できる。もちろん、230MB MOの小さいの (これは電源外づけの癖に電池で動かない。ACアダプタ君)やZipドライブなんかも使っていたわけですが、それらより だんちに軽い、小さい。おまけに音楽用MDも聞ける←きかねーからいいんだよっ (笑)。

※ 余談になりますが、とある日、とある音楽ソースをMDでもらいました。 どーしても聞く必要があったので、データMDドライブで聞きゃいいや、と 思って(音楽を聞く時には絶対必要)リモコンを探したのですが、どうやら MDは一生聞かないと思って速攻で捨てちゃった(笑)らしく、結局 音楽用MDプレーヤを買ってしまったのでした(爆笑)。 それはそれで倖せに使っているからいいんだけどもね。

まあ欠点も書いておくけど、やはりドライバの特殊性からか、メディアが駄目に なったりするとすぐシステムが不安定になる。あと遅い(笑)。でも電池で動いて いると思うとそれも許せたりするわけで(乾電池駆動6倍速CD-ROMドライブとか あるけどね、使ったことないの)、なかなかバランス的には良いのではという 商品です ←を、なんか気に食わない規格の弁護に回っているぞ > 俺。


結論

この話はこれでおしまい(オチは?)。 まあ小さくて軽いとそれなりの利便性もあるのかな、という(おーいマクラの方 が長いぞ)。


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